まだ食べられるのに捨てられてしまう『食品ロス』について、4/17付 京都新聞の記事がインターネットで配信されていました。以下、転載します。
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【声掛けで宴会食べ残し4分の1 京都市、飲食店で調査】
京都市が行った宴会の食べ残しを減らすための試みで、幹事役による「残さずに食べよう」の声掛けなどがあると、ない場合に比べて食べ残し量が4分の1に減らせるという結果が出た。市はごみ減量に向けて、手つかずのまま捨てられている「食品ロス」の対策を重視しており、声掛け運動の普及など対策を強める。
調査は1月に、居酒屋、食べ放題の居酒屋、おばんざい食堂、中華レストランの市内4店の協力を得て行った。
団体客5組に対し、宴会開始から30分間と、終了前の10分間に、最初の席で食べるよう幹事から声掛けする「3010運動」を実施した。一部の店では「おいしく食べてくれてありがとう」と記したお知らせを卓上に設置した。そして、こうした取り組みをしない別の4組と食後の食べ残し量を比べた。
1人当たりの平均食べ残し量は、声掛けに取り組まない場合は31グラムだったが、取り組む場合は7・1グラムと4分の1だった。
飲食店の業態で減少幅が違い、食べ放題の居酒屋では、声掛けに取り組まない場合の41・9グラムに対し、声掛けなどを行うと1・5グラムに激減した。一方、料金が1人1万円以上の中華レストランでは、声掛けの結果0グラムだったが、取り組まない場合も9・7グラムと少なかった。
今回の食品ロス対策は、スーパー2店でも1~2月に実施した。形が悪く、色落ちした野菜の値引き販売で、「もったいないので食べてください」という掲示を付けると、無い場合に比べていずれも1割ほど廃棄する商品が減ったという。
市内の食品ロスは2015年度に6・5万トン発生した。市は20年度に、ごみ処理施設の受入量をピーク時から半減(39万トン)以下とする目標を掲げるが、食品ロス対策が課題になっている。市ごみ減量推進課は「市民の意識や行動を変えてもらうことが、食品ロス対策のかぎを握っている。さらに実験を行い、声掛けの普及などに努めたい」としている。
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年末から年頭にかけて各地で忘年会、新年会、また3月、4月は歓送迎会などが行われたことと思います。私も賀詞交歓会など、いくつか出席させていただきましたが、そのほとんどの場で料理が残されており、食品ロスを目の当たりにしました。
私は以前、調理の仕事に従事していましたので、つくる側の目線で考えてしまうのですが、一生懸命苦労して作った料理を捨てられてしまうことにとても心が痛みます。楽しい宴席の裏側では、多くの料理人がきっとため息を漏らしながら残った料理を捨てていたのではないかと思います。
3月議会ではそういった思いの部分も乗せて食品ロス削減の取組みの推進を訴えさせていただきました。同議会で提案させていただいた30・10運動※については、市職員の歓送迎会で早速実践してくださったと聞きました。(残念ながら私は第二子の出産と重なってしまい欠席させていただきました)
その他、啓発活動や消費者向けの講座の開催など、福生市においても食品ロス削減に向けた取り組みが進んでいます。
家計に負担をかける上、ごみとして出された食品の処理費用は自治体負担、焼却すればCO2を排出するので環境にも影響するなど、デメリットばかりの食品ロス。今後も市民の共通認識として取り組んでいけるように政策提案していきます。
※30・10運動関連記事
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017021300762&g=eco
