建設環境委員会
12/12(火)
私が所属する常任委員会(建設環境委員会)が開催されました。
今回は一般会計補正予算(第4号)と下水道事業会計補正予算の2件を審議し、併せて私から所管事務調査として『飼い主のいない猫対策について』の調査をお願いしました。
福生市では、飼い主のいない猫によるトラブルを地域の課題と捉え、地域住民からの理解を得た地域をモデル地区とし、TNR(トラップ(捕獲)・ニューター(去勢・不妊手術)・リターン(元の場所に戻す))を行うことにより頭数をコントロールし、トラブルの解消に向けて3つの登録団体と協働し、平成18年度から『地域猫去勢・不妊手術費助成事業』を実施しています。
平成28年度からは公益財団法人どうぶつ基金が発行する『さくらねこチケット』を協力病院で使用した場合、去勢・不妊手術費が無料となる『さくらねこ無料不妊手術事業(行政枠)』に福生市も参加し、TNR活動が活発に行われていると認識しています。
しかしながら、結果が出るまでに長い期間を要する活動であり、継続性を担保するために多くの課題があるようです。よって、建設環境委員会所管事務調査として、飼い主のいない猫対策の取り組みの現状について、以下の点について質疑しました。
Q1.公益財団法人どうぶつ基金が行う『さくらねこ無料不妊手術事業』について、事業の概要と全国における『さくらねこチケット』の年間使用枚数、『さくらねこ無料不妊手術事業(行政枠)』におけるチケット申請枚数に上限はあるか、『さくらねこチケット』利用にあたり、福生市からの負担金等はあるか。
A1.『さくらねこ無料不妊手術事業』の概要について
公益財団法人どうぶつ基金が行う『さくらねこ無料不妊手術事業』は、「飼い主のいない猫」に対して、TNR(トラップ(捕獲)、ニューター(去勢・不妊手術)、リターン(元の場所に戻す)により、繁殖を防止し、一代限りの命を全うさせることによって、頭数をコントロールし、「飼い主のいない猫」に関わる苦情やトラブルを解消し、さらに殺処分ゼロを目指す事業。公益財団法人どうぶつ基金から発行された『さくらねこチケット』を使用し、協力病院にて無料で施術が受けられる。なお、『さくらねこ無料不妊手術事業』は、個人や事業所などからの寄附金により運営されている。
『さくらねこチケット』の平成28年度における全国での年間使用枚数は1万6,741枚。行政枠の申請枚数の上限については特に定まっておらず、基金の範囲内で可能な限り受け入れをしている。『さくらねこチケット』利用における福生市からの負担金等の有無についてはない。
Q2.『さくらねこ無料不妊手術事業』の東京都内、市区町村の参加状況はどのようになっているか。
A2.平成28年度で区部では参加なし。市町村では8市町が参加している。(あきる野市、青梅市、小金井市、西東京市、府中市、武蔵村山市、福生市、瑞穂町)
Q3.福生市における『地域猫去勢・不妊手術費助成事業』の予算執行状況(決算額)、去勢・不妊手術数(事業開始からの年度別と累計数)
A3.福生市における地域猫去勢・不妊手術費助成事業に係る決算額及び実績数平成28年度では、決算額86万4千円、去勢・不妊手術の実績数は93匹。平成18年度から28年度までの延べ実績数は、711匹。
福生市における『さくらねこチケット』利用による去勢・不妊手術実績数は28年度が24匹、29年度では10月末現在で60匹。
Q4.福生市の事業について、市民ボランティア団体の活動においては去勢・不妊手術以外にどのようなことに費用がかかっているのか。
A4.捕獲時に怪我をしている猫に対する治療費やワクチン代など。
Q5.TNR活動を行わない場合、1組のつがいから1年間でどのくらい繁殖するのか。
A5.一般的に猫は一回の出産で2~6匹程度の子を産み、妊娠期間がおよそ65日間で年3~4回の出産が可能であることから、年間では最大で24匹の子を産む可能性が考えられる。
Q6.福生市の去勢・不妊手術費助成事業とどうぶつ基金の無料不妊手術事業において、受け入れ病院、また施術内容に違いはあるか。
A6.『地域猫去勢・不妊手術費助成事業』は、指定獣医師のいる市内5か所の病院で、去勢・不妊手術を行っている。『さくらねこ無料不妊手術事業』は、ボランティア団体の要望で福生市から一番近い場所にある立川市の協力病院で、去勢・不妊手術に加えて、ワクチン
接種及びノミ駆除の施術も必要に応じて行っている。
質疑を通して、それぞれの事業の特徴と効果を示し、飼い主のいない猫対策についての課外が解っていただけたのではないかと思います。
今後も現場に足を運び、現場の声を市政に反映できるよう取り組んでいきます。
















