公明党 福生市議会議員 青木たけし

一人の声をがっちりキャッチ!若さと行動力で福生の未来を拓きます!

国の防災基本計画が修正へ 災害対応に「福祉的支援」を明記

活動日記 / 2024年6月29日

6月29日(土)

昨日(6月28日)、政府の防災中央防災会議が開かれ、元日に発生した能登半島地震で見えた課題を踏まえた新たな対策等を盛り込んだ国の防災基本計画の修正案が決定されました。

本件について、本日付の公明新聞の記事を転載します。

 

【政府、防災基本計画を修正 災害対応に「福祉的支援」】

■トイレトレーラーなど避難所環境を改善/能登地震踏まえ、公明の主張反映

政府の中央防災会議(会長=岸田文雄首相)は28日、国や自治体による災害対応の基礎となる防災基本計画の修正を決めた。能登半島地震で高齢者などの要配慮者が数多く被災したことを踏まえ、災害応急対策に「福祉的な支援」の必要性を明記。避難所の開設当初から段ボールベッドや間仕切りの設置に努めるよう市町村に求めた。避難所の生活環境改善をめざす公明党の主張が数多く反映された。

修正された計画では、自治体に対し、普段から住民らの状況を把握できるよう保健師、福祉関係者、NPOなどと事前に調整するとともに、災害時に個人情報をどこまで共有するか検討に努めるよう求めた。

また、指定避難所の保健衛生環境の整備に向けては、仮設トイレなどの早期設置に加え「簡易トイレ、トイレカー、トイレトレーラー」を明示。より快適なトイレの設置に配慮するよう努めることを市町村に要請した。また、防犯面でより配慮された設備の設置も求めた。

計画ではこのほか、東日本大震災や熊本地震など過去の災害でも課題となった「在宅避難者」「車中泊避難者」への対応を初めて記載。在宅避難者への支援拠点、車中泊避難者向けのスペース設置を自治体に求めた上で、避難者数や必要な物資の数を集約し、支援につなげることを要請した。

公明党の石井啓一幹事長は28日、国会内で記者会見し、災害時の避難所の環境改善に関して政府が防災基本計画の修正を決めたことに触れ「政府は公明党の提案も踏まえ、避難所の環境改善を進めてもらいたい」と力説。避難所のTKB(トイレ、キッチン、ベッド)の確保や「トイレトレーラー」の配備のほか、避難生活の質の向上に向け、人道対応に関する最低基準「スフィア基準」を参考にした取り組みや、女性の視点を生かした避難所運営の必要性を訴えた。

■復旧・復興に向け、予備費を追加支出

政府は28日の閣議で、能登半島地震の被災地支援のため、2024年度予備費から1396億円の追加支出を決めた。道路や港の復旧費などの財源に充てる。能登地震に対応した予備費の支出決定は5回目で、合計は5500億円を超えた。

今回は公共施設や道路などの公共土木施設の復旧に867億円、応急仮設住宅の供与に282億円、災害廃棄物の処理に226億円、農林漁業者への支援に21億円を充てる。

予備費は国会の議決を経ずに閣議決定だけで使用できる。これまでに23年度予備費などから計4156億円を支出した。

激甚化、多発化している自然災害の発生に備え、過去の教訓に学ぶことは非常に重要ですが、近年の災害対策は「想定外を想定する」ということが言われます。

想定の基になるのは過去の出来事ですが、現状と今後という未来に向かっていく過程にある様々な要因も加味する必要があります。専門家等の活用や情報収集と分析を進めながら、地域の実情に即した対策が求められます。

私自身、防災士の資格を取得し、防災対策については段ボールベッドや間仕切りの設置、トイレトレーラーの導入、外国人対応などの避難所機能の充実、一級河川の多摩川を擁する地理的な特性に鑑みたマイ・タイムラインの推進など、幾度となく議会で質問し、提案してきました。

今回の国の計画修正の進捗に注視しながら、今後も真に必要な対策を提案できるよう、学び続けていきます。

 

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福生市議会議員定数の改正が西の風新聞に掲載されました

活動日記 / 2024年6月28日

6月28日(金)

昨日(6月27日)付の西の風新聞に福生市議会議員定数の改正についての記事が掲載されましたので転載します。

■定数1減、19人→18人へ 福生市議会が改正案可決

福生市議会は21日、議員定数を現行の19人から1人減らし18人とする条例改正案を可決した。最大会派の正和会(佐藤弘治会長、8人)は1人減、公明党(堀雄一朗幹事長)は2人減を提案したが、一括審議の結果、賛成多数で1人減が可決された。賛成は正和会と一人会派の生活者ネット、日本維新の会。

議員定数の適正化については、2019年から議会改革に関する協議会で課題に上がり、公明党は2減を提案。当初は人数に関わらず定数削減自体に反対意見が多かった。

特別職報酬等審議会が2月、市議会に対し、専業議員増加を目指して報酬の増額と定数削減の検討を求める答申を発表。これを受け議会は定数削減の方向性を決め、削減人数について協議を重ねてきた。

定数削減を主導してきた公明党による2減提案の理由は、福生は多摩26市の中で議員一人当たりの人口が最も少ないこと、タブレット端末の活用で会議の効率化が図られていること、改選前の2年間、17人で議会運営を経験し、議会運営に支障が出なかったことなど。

正和会は議員が減れば常任委員会の定員が5人になるなど機能充実が図れないとして反対。議会の多様性を重視し、4月の議会運営委員会で1減案を発表していた。

佐藤会長は「報酬等審議会の答申を尊重して議論を重ね、1減を提案した」、公明の堀幹事長は「17人が適正と考え1減案には反対したが、18人に削減できたことは成果と受け止めている」と話した。

先日ブログにも書きましたが、これで終わりではありません。不断の努力で議会改革を進めていきます。

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社会を明るくする運動→発達支援に関する講習会

活動日記 / 2024年6月27日

6月27日(木)

本日は午後から第74回「社会を明るくする運動」福生地区推進委員会に参加してきました。

「社会を明るくする運動」は、すべての国民が犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない明るい社会を築こうとする全国的な運動で、7月が強調月間・再犯防止啓発月間になっています。

【社会を明るくする運動】
https://www.moj.go.jp/hogo1/kouseihogoshinkou/syamei/

 

今回は東京都立川児童相談所長の鈴木加奈子氏を講師に迎え、「子どもの声をきく~児童相談所の現場から~」と題したご講演をいただきました。

児童相談所は法改正により特別区(東京23区)でも設置できるようになったことから、その数は増えており、また多摩地域の再編も進められ、今後福生市にも児童相談所が設置される予定です。

相談内容は養護、非行、障害、育成、里親に関すること等ですが、時代と共に主な相談内容は変化してきており、令和4年度の都内児童相談所の内容別受理件状況を見てみると、被虐(虐待)が50%で最も多く、次いで養護その他18%、障害12%、育成10%、その他5%となっていますが、非行は4%と低い割合となっており、一昔前の、いわゆる不良のイメージはないそうです。しかしながら立川児相ではもう少し割合が高くなるとのこと。

また支援をする中で見えてきている状況として、中高生のメンタル不調を挙げられており、服薬している子も増えているとのこと。コロナ禍を経て子どもの自死数が増えているという報告もあり、対策が必要と感じましたが、ではどうすればよいのかと言えば明確な答えを出すのは難しそうです。

そうした子ども達に対してできる事は、とにかく向き合って話を聴くこと、子どもが自分の気持ちを掴み、言葉にできるようにサポートすること、SOSを出せるような環境を作ること、とのことでした。この点、私自身も子育て中の身であり、子どもの友人と接する機会も多いので、気を付けていきたいと思いますが、実践にあたって「こどもアドボカシー」の紹介がありました。

こどもアドボカシーについて、日本財団ホームページに掲載された記事をシェアします。

【子どもの声を聞き、意見を尊重する「こどもアドボカシー」。身近にできる支援を考える】 https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2023/88168/childcare

 

以前ブログにも書きましたが、「子どもは親を映す鏡」です。

一番身近な大人である親にしっかりとした人生の規範があれば、子どもは真っすぐに育つと思いますが、そうでない状況があるのであれば、親も含めて周りの大人が支えるしかありません。

アンテナを高くして地域の子ども達と関わっていきたいと思います。

夕方からは4月に開設したばかりの福生市児童発達支援センター主催の発達支援に関する講習会へ。テーマは「保育現場でのインクルーシブ~発達を捉えた保育~」です。

乳幼児期からの発達の特徴と、その段階に応じて必要な支援につなぐアプローチについて学びました。

所用で半分程度の時間しか参加できませんでしたが、第1回ということで、今後も参加したいと思います。

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都知事選に思う

活動日記 / 2024年6月26日

6月26日(水)

東京都知事選挙の期日前投票に行ってきました。

報道等でご承知のことかと思いますが、今回の都知事選は過去に類を見ない混乱の様相を呈した選挙になっています。

以前から見えていた課題ではありますが、選挙本来の主旨を意図的に違えた候補者陣営による行動・言動が見受けられます。「言論の自由」「表現の自由」をはき違え、特に政治家に対しては何を言ってもいいというような風潮すらあり、非常に憂慮すべきことです。

またSNSを始めとするインターネットの普及、近年ではAI技術の発展による功罪もあります。匿名の笠を着た不確実な情報あるいは意図的な捏造の拡散は容易に止めることはできません。適切な表現であるかどうか悩むところですが、アインシュタインが提唱した相対性理論が核兵器に応用されてしまったような、そんな感覚を持っています。

現行の法律の枠組みで規制できるとことはしっかりと対応しながら、必要な法改正も視野に進めていく必要があると感じています。今後の議論に期待します。

今回の投票済証は、福生の夏の風物詩・七夕まつり、7月7日投開票の七夕選挙にかけて笹飾りがデザインされています。ちょっとした楽しみです。

 

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解体予定の市営住宅を活用した応急危険度判定実地訓練

活動日記 / 2024年6月25日

6月25日(火)

本日は今後解体する予定の木造市営住宅を活用した応急危険度判定訓練が実施されました。

大規模な地震発生時には耐震基準を満たしている建物でも損壊する可能性があり、特に旧耐震基準の古い木造家屋は倒壊する恐れがあります。こうした建物による人命に係る二次被害を防止するため、被災建築物の応急危険度判定調査が必要になります。

そこで福生市では昨年、木造市営住宅を活用して市職員が実地訓練を実施しましたが、今回は市民で判定員の資格をお持ちの方にも参加していただいて訓練を実施するとのことでしたので、見学に行ってきました。

現在、福生市には市職員を含め約40人の方が判定員として登録されているとのことで、職員と市民がペアになって地震により被災した状況を再現した現場で建物の傾斜の計測や柱、壁、基礎等の損傷を確認し危険度を判定、調査票への記入と判定ステッカーの表示が行われました。

元日に発生した能登半島地震の支援に行かれていた方によると、「応急危険度判定は現況で行うのが基本だが、気候などの土地の特性、天候、余震の可能性など、様々な要因も加味して判定するべき。災害ボランティアが家屋内に入って支援するケースも考えられるため、現況では『要注意』でも、あえて『危険』と判定することもある」とのことでした。

今後取り壊す予定の市営住宅という「資源」を活用した取り組みであることが個人的な評価ポイントです。

今後も実地訓練を重ねて練度を高めていただければと思います。

応急危険度判定

改正政治資金規正法が可決、成立 / PT設置で不断の改革へ努力を継続

活動日記 / 2024年6月24日

6月24日(月)

自民党派閥の政治資金に係る問題に端を発した改正政治資金規正法が19日の参院本会議で可決、成立しました。 改正法のポイントについて、6月20日付の公明新聞の記事をシェアします。

【改正政規法が成立 議員の責任・罰則を強化 「連座制」、第三者機関の設置 政策活動費 透明性向上も】

https://www.komei.or.jp/komeinews/p354196/

 

改正法は議員の責任・罰則の強化と政治資金の透明性向上が柱で、公明党が「政治改革ビジョン」を掲げ、訴えてきた内容が全面的に反映されました。

いわゆる「政治とカネ」の問題について、公明党は民主党政権時代の2009年当時、政治家の監督責任の強化を掲げて法改正に挑みましたが、民主党を含めて他党の賛同を得られなかった経緯があります。15年を経て、政治家の監督責任を強化する改正政治資金規正法が実現したことは大きな成果であると捉えていますが、真に実効性のある法律とすることが重要です。

特に、政策活動費における維新案である「10 年後の公開」については、自公合意の後、自民と維新との 間で合意した内容であり、公明党はこの修正協議に全く参加していません。そのため、公明党はこの内容に理解を示していません。

政治資金規正法の公訴時効は5年であり、その観点からも「10年後の 公開」は実質的にほとんど意味のない内容で、結果的に実現しない可能性が高いと考えられます。

そのため、公明党は政治資金に関する独立性を確保した第三者機関の設置等の検討課題について、20日には党内に実施推進プロジェクトチーム(PT)を設置し、更に具体的に詰めていく作業をスタートしています。

政治への信頼回復へ、国民が納得できる、説明責任を果たせる仕組みづくりを更に進めていきます。

改正政規法

 

 

子どもは先生の姿を映す鏡

活動日記 / 2024年6月23日

6月23日(日)

昨日は娘が通う小学校の公開授業へ。
何回か参加していますが、今回はとても印象的な授業がありました。

子どもたちが楽しく学習に取り組めるような授業運びでテンポもよく、メリハリを効かせた内容で、小学校の授業にありがちな騒ぐ子の相手をしているうちに授業が止まってしまう現象はなく、授業の進め方の工夫でコントロールできており、何より先生と子どもが終始笑顔だったのが印象的でした。

「子どもは先生の姿を映す鏡」と言いますが、まさにそれを見た思いです。

同じように、「子は親を映す鏡」とも言います。

非常識な行動・言動をとる子どもに対して、ネガティブな意味で「親の顔が見てみたい」と言うことがありますが、逆の意味で言われるくらい、子どもが真っすぐに成長できるよう、頑張っていきたいと思います。

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福生市議会議員定数が改正(19→18)へ

活動日記 / 2024年6月21日

6月21日(金)

本日は令和6年第2回福生市議会最終日。常任委員会に付託された議案の審査報告が行われました。また、議員提出議案として福生市議会議員定数条例の一部を改正する条例が審議されました。

議員提出議案第1号は議員定数を1名減し18名とするもので、最大会派の正和会が提出者、議員提出議案第2号は議員定数を2名減し17名とするもので、公明党が提出者です。

2議案とも同一の内容となるため一括で審議され、結果としては、第1号議案が賛成多数により可決、第2号議案については一時不再議の原則から議決不要となりました。
※一時不再議とは、会議原則の一つで、会議において一度議決した案件と同一の案件については再び同一会議中(同一会期中)に議題として取り上げて審議や議決を行うことはできないという原則をいいます。

これにより、次回行なわれる一般選挙から議員定数が18名となります。

ここに至る経緯については、議会運営委員会における議会改革の取組として公明党が提案した議員定数の適正化の議論があります。

当初は定数削減に反対の意見が多く、「議員定数は今の数が限度」という意見まで聞かれました。その状況から2名減でも議会運営が可能である理由を示し、粘り強く議論を交わしてきました。

議論の中で、議員報酬に係る福生市特別職等報酬審議会の答申に「報酬を増額するに当たっては、市民負担軽減の観点から、議員定数の削減について検討することを望む」との附帯意見があったことから、公明党として「審議会の意見を真摯に受け止め、報酬について審議する審議会に定数のことまで言わせてしまわないように、適正数である17名にするべき」と強く主張しました。

誰がどのような意見を述べたか等、細かい部分は今後更新される市ホームページの議事録、議会インターネット中継(録画)でご確認いただければと思いますが、結果として公明党提出の議案は審議されなかったものの、議員定数の適正化が一歩進んだことについてはポジティブに受け止めます。他の会派の討論にもありましたが、社会の変化を捉え、不断の見直しをしていくことが重要ですので、引き続き注視していきます。

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令和6年第2回福生市議会定例会一般質問

活動日記 / 2024年6月20日

6月20日(木)

去る6月7日に行った一般質問について、質疑の概要をまとめました。

※質疑については1回目の質問及び市長答弁のみとしています。市長からの答弁を受けて、再度質問している場合もありますので、詳しくは福生市ホームページの市議会のページから、インターネット中継(録画)もしくは後日公開される議事録をご確認下さい。

 

1.食品ロス削減の推進について

(質問)

政府は食品ロス量を2030年度までに2000年度比で半減させ、489万トンとする目標を掲げているが、先般、2021年度の食品ロス量(推計値)が発表され、523万トン(前年度比プラス1万トン)で6年ぶりの増加となった。このうち食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量は279万トン(前年度比プラス4万トン)、家庭系食品ロス量は244万トン(前年度比マイナス3万トン)となっており、事業者との連携による食品ロス削減の取組を更に推進する必要があると考える。

本市における食品ロス削減の更なる推進について、所見を伺う。

(答弁) 

食品ロス削減施策として、各家庭で余っている食品を持ち寄り、フードバンクへ寄付するフードドライブの通年実施、生ごみの減量と堆肥化を目的とした生ごみ堆肥化容器の無償貸し出し、ダンボール生ごみ処理器やペットボトル水切り器の動画による意識啓発などの事業を推進している。また、令和5年度より新たに一般廃棄物収集運搬許可業者に対しては、店舗等から排出される事業系食品廃棄物を資源化施設へ排出していただけるよう協力依頼している。

次に、事業者との連携による取組みとしては、令和3年度に企業と締結した包括連携協定の一環として実施する、賞味期限が近い飲料を割安な価格で提供するフードロス対策自動販売機の中央図書館、保健センター、福生公園への設置や、余剰在庫の飲料を環境フェスティバルで無償配布など、食品ロス削減に係る啓発に取り組んでいる。また、エコフレンドリー認定制度では、環境に優しい取組を行っている市内事業者によりハーフメニューの提供や食べ残しの際の持ち帰り容器の提供などにご協力いただいている。

(まとめ)

一般廃棄物収集運搬許可業者に対する資源化の協力依頼は、西多摩衛生組合の焼却施設に搬入されるごみの組成分析の結果、水分を含んだ重量の重い食品廃棄物の割合が高いことが分かり、実施に至ったとのことで、羽村市にあるバイオガス発電施設でバイオガス化し、電気などの再生可能エネルギーとして活用しているとのこと。食品ロス削減を環境負荷軽減の視点で捉えて取り組んでいることが分かりました。

現在市では食品ロス削減については常時啓発を行っていますが、毎年10月の食品ロス削減月間などに合わせ、定期的にポップアップするなどの時宜を得た取り組みにすること、また「自治体職員向け食品ロス削減のための取組マニュアル」を活用しさらに推進することを要望しました。


2.単身高齢者等の終活支援(エンディングサポート)について

(質問)

内閣府の令和5年度版高齢社会白書によると、65歳以上の一人暮らしの高齢者が男女ともに増加傾向であり、今後も増加する見込みであるとされている。

一人暮らしの高齢者の増加に伴い、死後の手続きや葬儀を執り行う近親者がいないなどの事案も多くなっており、自治体が対応するケースも増えていることから、誰もが安心して老後を過ごし、満足できる形で最後を迎えられるよう、終活をサポートする自治体が増えている。

本市における終活支援(エンディング・サポート)について、所見を伺う。

(答弁) 

市では3カ所の地域包括支援センターにおいて、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活を送れるよう社会福祉士などの専門職が、終活を含めた様々な悩み事や心配事に対する相談支援をしている他、高齢者見守りステーションの相談員が一人暮らしの方や高齢者世帯を訪問し、生活の様子やお困りごとを伺うなど、将来に対する不安をお持ちの高齢者の相談支援に対応している。また、福生市社会福祉協議会へ委託し運営をしている「成年後見センター福生」では、将来、判断能力が不十分となることに備えて成年後見制度の利用案内をしている。

その他の終活支援の取組みとして、平成30年度より、発行事業者と協定を締結し、毎年エンディングノートを約1,000部作製し、介護福祉課の窓口を始め、各公共施設や地域包括支援センター等で配布している。

なお、御親族がいらっしゃらない高齢者から死後の手続きや葬儀などの支援について問い合わせを受けた場合は、公益財団法人が実施する終活支援サービスを御案内している。

(まとめ)

エンディングノートについては発行数分は毎回配布されているとのことでしたので、市民の関心の高さが伺えます。しかしながら関心がある方に配布をしてこれだけの数ですから、ケースに応じてもっと積極的に配布し、安心を高めるべきと考えます。

また、公益財団法人が実施する終活支援サービスについては、相談件数は年間10件程度とのことでした。「問い合わせを受けた場合」との答弁もありましたので、相談しやすい体制づくりとして、もう一段階上げる必要があると思います。豊島区の「豊島区終活安心センター」のような相談窓口の設置、あるいは積極的な周知を要望しました。


3.病児・病後児保育のネット予約サービスの導入について

(質問)

病児・病後児保育は、児童が発熱等の急な病気になった際、保護者が休暇を取得できない等の事情により看護できない場合の受け皿として広がり、本市においては平成20年4月に病後児保育室、平成27年4月から病児保育室がそれぞれ開設され、利用対象者は小学6年生まで、利用料金も1日1,000円と他自治体と比較して充実し、使いやすさに配慮されている。

昨今、医療機関におけるインターネットでの診療予約やオンライン診療も広がっており、共働き家庭の増加はもとより、働き方の多様化から、病児・病後児保育においても登録から利用申請まで、すべての手続きをオンラインで行うシステムを導入する自治体が見られる。

病児・病後児保育のネット予約サービスの導入について、所見を伺う。

(答弁)

ネット予約サービスの導入については、過去に病児保育事業者連絡会において検討したこともあるが、施設内におけるシステムの管理や、ランニングコストに対する費用対効果等を勘案した結果、導入に至らなかった経過がある。

病児保育室、病後児保育室いずれも、電話による事前予約では、より詳しくお子様やご家庭の状況を伺うことができ、受け入れ後のスムーズな保育に有効であることや、定員数が限られていることからネット予約サービスについては、現在のところ導入の予定はないが、今後も他市施設の利用状況等を参考にし、導入について研究していきたい。

(まとめ)

昨今の行政サービスのDXの流れの中で、今後様々なカテゴリーのサービスがデジタル化されていくものと思います。情報技術の進展は非常に流れが早い分野ですので、その活用の可能性について、私自身もしっかりと研究していきたいと思います。


4.プレコンセプションケアについて

(質問)

プレコンセプションケアは「プレ(~の前の)」と「コンセプション(受胎)」を合わせた言葉で、将来の妊娠を考えながら、女性やパートナーが自分たちの生活や健康に向き合うものと定義されている。

海外では2006年、米国疾病管理予防センター(CDC)がプレコンセプションケアを定義し、その後、世界保健機関(WHO)がその概念を提唱するなどの動きがあり、国内においても2021年2月に閣議決定された成育医療等基本方針に「男女を問わず、相談支援や健診等を通じ、将来の妊娠のための健康管理に関する情報提供を推進するなど、プレコンセプションケアに関する体制整備を図る」と明記され、自治体においても推進の取り組みが見られる。

本市におけるプレコンセプションケアの推進について、所見を伺う。

(答弁)

市では、プレコンセプションケアにつながる様々な取組を行なっており、例えば女性と男性の体の仕組み、年齢と妊娠の関係、年齢と妊娠・出産のリスク及び不妊の原因等が記載されたリーフレットを成人式で配布し、仕事や家庭など、様々なライフイベントが ある20代のうちに、妊娠、出産など、将来のことについて正しく学び、考えていただく機会を提供している。

また誰でも健康や生活習慣に関する相談をすることができるよう、保健師や栄養士等による「健康相談」を、毎月、市役所1階ロビーや地域体育館等で実施するとともに、電話でも随時、相談を受けられる体制を整備している。

なお、若い世代向けには、思春期特有の健康上の悩み等について、電話や対面等で相談ができる「とうきょう若者ヘルスサポート」の案内カードを保健センター内に設置し、啓発に努めている。

そのほか、免疫のない女性が妊娠中に風しんに感染すると、白内障、先天性心疾患、難聴などを主な症状とする先天性風しん症候群という病気にかかった赤ちゃんが生まれる可能性があるため、市では、この予防のために、妊娠を希望・予定している19歳以上の女性や、妊婦の同居者などに対し、風しん抗体検査及び風しん予防接種費用の助成を実施している。

(まとめ)

他の自治体では相談窓口の設置やチェックシートの提供、また福岡県福岡市では、血液検査で卵巣内の卵子の数の目安が分かる「AMH検査」をワンコインで実施するなどの事例があり、また、東京都がユースヘルスケア推進事業として「TOKYOプレコンゼミ」を定期開催していますが、こうした情報を一番身近な福生市を通して提供することが望ましいと考えています。

市ではプレコンセプションケアにつながる取り組みを行っている、との答弁でしたが、国においても成育医療等基本方針に「プレコンセプションケア」と明記していますので、既に行っている取り組みを整理して再構築し、市独自の取組を進めることが、市民にとってもわかりやすく、推進しやすいと考えています。


5.熱中症対策について

(質問)

地球温暖化による気候変動の影響は年々強まり、気象庁によると令和5年は最高気温が35度以上の猛暑日の日数が全国38地点で過去最多となり、更に気温が40度を超える観測も増えている。

本年令和6年4月1日より、WBGT(暑さ指数)が35に達した際に発表される「熱中症特別警戒警報」の創設、警戒アラートが発表された際に暑さをしのぐ「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)」の指定及び運用、熱中症対策普及団体の指定など、熱中症対策の強化を盛り込んだ改正気候変動適応法が全面施行となった。

本市における熱中症対策について、改正法施行を受け、どのように推進されるか伺う。

(答弁)

改正気候変動適応法では、これまで法律上の位置づけがなかった国の熱中症に関する計画を「熱中症対策実行計画」として法定の閣議決定計画に格上げし、これにより、関係府省庁間の連携を強化し、政府一体となった熱中症対策を推進することとなった。

これまで法律上の位置づけがなかった熱中症警戒アラートを熱中症警戒情報として法律に位置づけ、さらに、より深刻な健康被害が発生する可能性のある極端な高温時に備え、一段上の熱中症特別警戒情報が追加された。「熱中症警戒アラート」が発表された際には、市は防災行政無線や情報メールを発信するなど注意喚起に努めてきたが、熱中症特別警戒情報についても適切に周知に努めていく。

また、公民館、図書館等の冷房施設を有する等の要件を満たす施設を指定暑熱避難施設、いわゆるクーリングシェルターとして市町村が指定することができることとされたが、市では平成23年8月から「涼みどころ」として市内10施設で運用してきており、現状の運営方法を大きく変えることなく国の要件を満たすことが可能であることから、気候変動適応法に則したクーリングシェルターとして位置づけ引き続き運用していく。なお、今年度から新たに中央図書館を加え11施設で運営していく。

次に、市町村長が熱中症対策の普及啓発等に取り組む民間団体等を「熱中症対策普及団体」として指定できることになったが、現在のところ指定する熱中症普及団体はなく、他自治体の取り組み状況等、今後も情報収集に努めていく。

(まとめ)

指定暑熱避難施設の名称については、「涼み処」として、市民の間でもすっかり定着していることから、クーリングシェルターとの併記となります。

また、環境省作成の「クーリングシェルター指定・設置の手引き」にはマップの作成・、公表も示されており、今後の民間施設の指定も視野に入れ、随時更新できるマップアプリの活用を提案しました。


6.教員のICT利活用について

(質問)

平成29年に公示された新学習指導要領に「情報活用能力」が言語能力などと同様に「学習の基盤となる資質・能力」と位置付けられ、本市においてもICTを活用した教育活動が進められているが、児童・生徒がICTの利活用を正しく理解し、学習に効果的に生かすため、教員がICTを利活用する能力を更に高めることが重要と考える。

そこで、教員のICT利活用について、市教育委員会の所見を伺う。

(教育長答弁) 

Society5.0時代を見据え、学校教育においては、これまでにも増して、ICTの活用を促進することが求められているが、ICT機器を十分に配備しても、その活用がなされなければ、画餅に帰すことになりかねず、議員御指摘のとおり、教員一人ひとりのICT活用能力を高めることが、喫緊の課題であると認識している。

福生市教育委員会は、令和2年度から、各小・中学校の代表教員で構成する「福生市ICT教育推進委員会」を設置し、各校のICT活用の好事例を取りまとめた事例集を作成し、市内全校で共有化を図ってきた。また、各学校ではOJTとして、ICTの活用が得意な教員が講師となり、機器の基本的な操作や、活用の工夫に関する研修会を実施するなど、子どもたちの学びを充実させるためのICT活用を目指した授業改善に取り組んでいる。

今後も国や都のICTに関する研修会等に教員を積極的に参加させることで、ICTを活用する能力を教員自らが高めていくことができるように、各学校を指導していく。

(まとめ)

質問の中で、ICT教育のトピックとして学習者用デジタル教科書とデジタル採点システムについての2点を確認しました。

本市においては令和3年と4年に「学習者用デジタル教科書を活用した学習指導モデル」を開発する研究が行われ、研究成果が発表・共有されており、本市の教員の中にはこの研究によって得られたノウハウをお持ちの方もいらっしゃると思います。児童・生徒が学習者用デジタル教科書を活用するにあたり、教員がその機能を十分に理解し、児童・生徒に効果的な使い方を示せるよう、活用する能力が必要と考えます。

デジタル採点システムについては昨今、テストの解答用紙をスキャナーで読み取り、パソコン上で採点する「デジタル採点システム」の導入事例が見られますが、本市の中学校において既に導入されているということを聞いていましたので、係る状況等について確認しました。

学習者用デジタル教科書の活用における教員の活用能力の向上については、ICT支援員のサポートを受ける等で図られ、今後更に進められるとのことでしたが、「GIGAスクール構想の遥か以前、平成24年当時から、ICT支援員を全校に派遣し、教員をサポートする体制をとり、現在に至っている」ということで、先駆的に取り組まれてきたことが確認できました。

デジタル採点システムについては、文部科学省が実施した「教員勤務実態調査(令和4年度)では、ほぼ全ての小中学校で学習評価や成績処理について、ICTを活用した負担軽減に関する取り組みが実施されているとして、校務支援システムの活用による成績処理あるいは指導要録の電子化が挙げられており、自動採点システムの活用は小学校で10.3%、中学校で16.6%という状況であり、本市はこの少ないパーセンテージに含まれるということになりますので、こちらも先駆的に取り組まれているということが確認できました。

R6 2定 一般質問

歩行者らの安全確保へ 生活道路の最高速度を30キロに

活動日記 / 2024年6月19日

6月19日(水)

日常的に利用されている、いわゆる生活道路の法定速度を時速30キロに引き下げる改正案が発表されました。
この件について、6月16日付の公明新聞の記事をシェアします。

■現行60キロから引き下げ/26年秋実施、一般道の7割が対象

警察庁は5月30日、住宅地や商業地で日常的に利用されている生活道路を対象に、車の最高速度(法定速度)を時速30キロに引き下げる改正案を発表した。歩行者や走行する自転車の安全対策を強化するのが狙い。今後、道路交通法施行令を改正し、運転手への周知を進め2026年9月からの実施をめざしている。主な変更点のポイントや背景、公明党の取り組みなどを解説する。

現在の道交法施行令では、生活道路を含む一般道の法定速度を時速60キロと定めている。今回の改正案では、事故の抑止に向け、センターラインなどのない生活道路について法定速度を時速30キロに引き下げる。

生活道路は、全国に約122万キロメートルある一般道のうち、約87万キロメートルで全体の約7割を占めている。

一方、「40キロ」や「50キロ」など速度規制の標識がある道路では、これまで通り、標識の速度を法定速度とする。

改正案については警察庁は、今月29日までパブリックコメント(意見公募)を受け付け、7月下旬に改正施行令を公布する方針を示している。運転手らの理解や周知を促すため、施行までに2年以上の期間を設けた。

一般道に「60キロ」と「30キロ」の二つの法定速度を併存させるのは初めての試み。改正が実現すれば、運転手はセンターラインの有無などで、法定速度を判断していく。

警察庁は生活道路に進入する自動車のスピードを緩和することで、人身事故の防止につなげたい考えだ。

■事故抑止と被害の軽減に期待

生活道路では人と車の衝突事故が後を絶たない。自治体が個別に対応している標識の設置や速度規制などの安全対策も追いついていないのが現状だ。

警察庁によると、23年の交通事故件数は30万7930件で10年前と比べて半減している。ただ生活道路のような狭い道路で発生した事故の死傷者のうち、歩行者と自転車走行の人の割合は、道幅5.5メートル以上の道路に比べ約1.8倍高い。

歩道と車道がはっきり分かれていない生活道路では、歩行者や自転車が自動車事故に巻き込まれやすいと言われている。

対策に向けた標識の設置は財政負担を伴い、個別の速度規制についても申請手続きや審査に時間を要するため、警察庁は今回、ルールを抜本的に見直し、生活道路の法定速度を引き下げることにした。

法定速度を時速30キロにするのは、衝突事故で自動車が30キロを超えていると歩行者が致命傷を負うケースが多いためだ。

警察庁が05~09年に起きた歩行者と自動車の衝突事故を分析した結果、自動車が時速30キロを超えたケースで被害を受けた歩行者の死に至る割合(致死率)は急激に高まる。

そこで事故抑止や被害の軽減に向けて警察庁の有識者検討会が生活道路の法定速度を時速30キロ以下にするよう提言するなど、対策の強化が求められていた。

■公明、安全対策を強力に推進

歩行者や自転車を走行する人の安全確保へ、公明党は生活道路での事故防止策を強力に推進。06年に埼玉県川口市の生活道路で、保育園児らの列に脇見運転の車が時速50~55キロで突っ込み21人が死傷した事故が起きたことなどを受け、生活道路の速度規制強化を政府に強く訴えてきた。

政府は、特定エリア内の速度を時速30キロ以下に規制する「ゾーン30」の取り組みを全国に広げるなど、対策を強化。今回の法定速度を時速30キロに引き下げる警察庁改正案も、公明党が後押しした。

また公明党は、危険な通学路を含む生活道路の歩道整備やガードレール設置など、ハード対策も政府に強く求め、その結果、全国の整備状況が9割を超えるなど安全対策が着実に前進している。

さらに各地の公明党地方議員は住民の声を踏まえ、標識の設置や速度規制などを実現。時速30キロ規制のほか、道路に段差などを設けて安全運転を促す「ゾーン30プラス」を徳島市で導入させるなど、安心して通行できる生活道路づくりに全力で取り組んでいる。

私も議会で生活道路の安全対策としてグリーンベルトやイメージハンプの整備を訴えています。

今回の改正で市内道路にも多く影響があるものと考えられますので、進捗など注視していきます。

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