会派視察①愛知県岩倉市
11/7(木)
公明党会派で行政視察を行いました。
1日目は愛知県岩倉市。
岩倉市は、10.47㎢というコンパクトな行政区域、市域内に3つの鉄道駅を有する交通利便性の高さという地域特性を鑑み、高齢者、障がい者および子育て世帯の社会参加促進を主たる目的とした外出支援施策として平成25年10月からデマンド型乗合タクシー『のり愛い~わ号』を運行し、その運用について改善を重ねる中で、令和元年10月より民間タクシーの空き車両を活用した予約制のタクシー『ふれ愛タクシー』事業を開始しました。
『のり愛い~わ号』については、月曜日~金曜日の8:30~17:00、利用料金1回300円、公共施設や医療機関を含む106箇所の乗降場所を設定し、車両2台で運行していましたが、午前中に利用が集中し、乗りたい人はいるのに乗れない状況があり、1日当たりの乗車人数が年々減少し、1人当たりの運行経費も増加したことから、事業の改善を検討。登録者アンケートや小学校区単位での意見交換会、岩倉市地域公共交通会議を経て『ふれ愛タクシー』へと移行しました。
運行については、利用料金がタクシー運賃に応じた3段階(1,500円未満は400円、1,500円以上3,000円未満は800円、3,000円以上は1,600円)となったが、民間タクシーの空き車両を活用するため、予約が取りやすくなったこと、月曜日~金曜日の8:30~18:00と拡大されたこと、乗降場所が岩倉駅周辺の指定乗降禁止区域を除く市内全域となり、利便性が向上しているとのこと。(ただし、出発地・目的地のどちらかに自宅を指定すること、途中乗車・途中下車、他の施設等への立ち寄りは不可が条件)
岩倉市は行政区域や人口など、福生市と比較的似通った自治体であることから、とても参考になりました。福生市における外出支援施策の充実にあたっては、一部市民からはコミュニティバス導入の要望が根強くありますが、岩倉市でも同様で、バスは乗降場所まで行かなくてはならないがタクシーなら自宅に来てくれること、バスは人が乗ってない空の状態でも市が維持費として税金を投入しなければならないこと等のメリット・デメリットを市民に丁寧に説明し、理解を得ながら進めていった、とのことです。
令和元年10月からの運行のため、事業効果等の細かい検証は今後になりますが、今回の視察を通してどのような形の外出支援施策が望ましいか、課題が整理されましたので、今後の福生市における外出支援等の政策提案に生かしていきたいと思います。
