平成29年第1回福生市議会定例会 一般質問
2月28日より始まりました平成29年第1回福生市議会定例会において、以下の要旨で一般質問を行いました。
1. 観光施策について
(1) 外国人観光客対応の観光案内所について
2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を地域活性化の絶好の機会と捉え、各自治体がインバウンド獲得に向けた様々な施策に取り組んでいますが、外国人観光客にとっての大きな問題は、言葉の問題であり、どのような形で観光情報などを提供するかが課題です。
福生市においては、市内に江戸時代から続く造り酒屋を擁する地域特性を活かし、多摩地域における酒蔵を有する4市が連携し、「日本酒の魅力を楽しめる大人のまち」プロジェクトを展開しており、オリンピック・パラリンピックと合わせて外国人観光客を誘致する取り組みを進めていく上で、受け入れ態勢の強化は重要であると考えます。
日本政府観光局では、平成24年度より、外国人観光案内所の認定制度を運用しており、ホームページに認定を取得した施設一覧が掲載されていますが、平成28年1月31日現在において、福生市の観光案内所くるみるふっさがパートナー施設として掲載されているのが確認できます。
そこで、日本政府観光局が行う外国人観光案内所の認定を取得されたことについて、上位カテゴリーの認定取得について、福生市観光案内所くるみるふっさへのルート情報の整備について質問しました。
(2)デジタルサイネージについて
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた取り組みにおいて、東京都は社会のICT化を一つの柱とし、Wi-Fiスポットの整備や翻訳アプリ、デジタルサイネージ、いわゆる電子看板の導入・設置を促進し、訪日外国人の受け入れ態勢の強化を図ろうとする事業を展開しています。
デジタルサイネージは、平面ディスプレイ(画面)に通信技術等を使って様々な映像、情報を表示する広告媒体として活用されており、大会開催時には大会の模様や関連イベント情報、観光情報などを多言語対応できる機器として活用できますが、酒蔵関連事業を展開し、外国人観光客の獲得の取組みを進める福生市にこそ導入・設置すべきものであると考え、デジタルサイネージの導入・設置について質問しました。
2. 都市計画における一団地の住宅について
福生市内において東京都住宅供給公社が建設した公社熊川住宅と公社福生加美平住宅は、都市計画に定める『一団地の住宅施設』として建設され、その定めにより、それぞれの建築物等の用途等が指定されています。現在、建設より50年余りが経過し、少子高齢化や居住者の構成の多様化など、建設当初とは社会情勢が大きく変容し、それに伴う様々な課題が生じており、一団地の住宅施設の枠組みの中では時代に応じた柔軟な対応が困難となっています。
公社福生加美平住宅の中央部に位置するスーパーマーケットが閉店して5年余りが経過し、居住者、地域住民の生活利便性が低下している状況が続いていており、更には地域コミュニティの弱体化にもつながっています。東京都住宅供給公社としても敷金や家賃を半額程度にするなど、店舗誘致に努力していますが、実現に至っておらず、居住者、地域住民から早期の解決を望む声が上がっています。しかし、用途が決まっているため、集客に向けた駐車場の増設等もできないため、事業者も二の足を踏んでしまっています。
国土交通省は一団地の住宅施設について、平成13年4月、都市計画運用指針として「地区計画の活用等により引き続き良好な居住環境を確保した上で、一団地の住宅施設に関する都市計画を廃止することが望ましい」との見解を出し、これを受け、東京都も平成13年12月に一団地の住宅施設への地区整備計画への移行方針を打ち出しました。
福生市における都市計画において、このような対応が可能か質問しました。
3. 道路行政について
(1) 通学路等の安全対策について
福生市議会公明党は、安心安全のまちづくりを目指し、『調査なくして発言なし』のスタンスで、これまで踏切安全総点検、公園総点検、市道総点検を行い諸課題について調査し、その都度、結果をまとめ市長に要望を提出し改善を求めてきました。
本年1月16日には、子育てに力を入れている福生市の取り組みを更に推進するため、市内小学校7校の通学路を中心に道路の安全総点検を行いました。
児童・生徒が通行する頻度が最も高い小・中学校校舎周辺を中心として重点的に安全対策を行い、校門に面する道路や幹線道路をカラー舗装したり、道路の幅員等の状況に応じて通行部分を確保する歩行者防護柵、いわゆるボラードやガードレール等を設置する、幅員の狭い部分は外側線を整備するなど、一定の整備方針をもって進めていく考えについて質問しました。
(2) ユニバーサルデザインの推進について
国土交通省道路局では、平成18年に施行された『高齢者、障害者等の移動等の円滑化に関する法律』、通称バリアフリー法に基づき、全ての人が安全に安心して参加し行動できる社会を実現するため、駅、官公庁施設、病院等を結ぶ道路等について、歩行空間のユニバーサルデザインを推進しています。
高齢者はもとより、車椅子利用者や、ベビーカーが通行しやすいなど、子育て世代に配慮した歩道の段差解消、人口比が5パーセントを超えた外国人が情報を得やすい公共サインの整備、視覚障害者に配慮した点状ブロックの整備など、福生市の抱える課題の解決、また、推進する施策に資する整備について質問しました。
4. 食品ロス削減の取り組みについて
まだ食べられる状態なのに捨てられてしまう食品ロスの問題について、平成28年の第3回定例会において一般質問で取り上げ、重要な課題であるとの認識を持たれている旨の答弁をいただきました。
政府は省庁、関係業界、消費者などが連携した『食品ロス削減国民運動』を展開しており、全国的な取り組みとして進められています。多くのメディアでも取り上げられ、食品ロス削減に向けた取り組みの気運が高まっているものと感じています。
福生市においてのこれまでの取り組み、また今後の取り組みについて質問しました。
今後も広い視点で市の抱える課題解決、また市の発展に資する質問をしていきたいと思います。
