会派視察② 宮崎県新富町~有線ラジオ放送施設整備事業~
去る8月8日から8月10日に福生市議会公明党会派で九州地方に視察に行ってきました。
2日目の視察先は宮崎県新富町へ。
新富町は近隣市である宮崎市や西都市と比べ情報通信基盤の整備が遅れていたことに加え、町の中央部に航空自衛隊新田原基地を抱え、恒常的な騒音、電波障害等により防災無線が聴きづらい状況があり、災害等に伴う緊急情報や行政情報等の提供を迅速かつ正確に行うため、防衛省の防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金を活用し、音声によるIP告知放送施設を整備しました。
情報提供を行うセンター装置(IP告知放送卓等)を整備し、情報を受信するIP告知放送端末機を町内各世帯(公共施設、事業所を含む)に設置。加えて、聴覚障がい者に対しては、タブレットを用いた文字による情報提供が可能となるシステムを構築しています。また、センター装置とIP告知放送端末機を連接する伝送路として、町内全域に光ファイバー網を敷設しました。そのため、町内同士の通話料が無料となる町内通話無料IP電話サービスの提供が可能となっています。
町の中央部に新田原基地があることによる騒音問題(町内全域が第1種騒音区域)、山間部の平野部で構成されているという地理的条件による情報格差の解消の他、地域ごとにグルーピングして放送が流せる機能を活用することで、地域コミュニティの強化にも一役買っており、同じ基地を抱える福生市としても有効な施策ではないかと思います。現在では技術が進み、専用機器を使用すれば映像による情報伝達も可能になっており、マイクなどの外部機器との連接で高齢者の見守りなどにも活用が期待できる事業です。
以前、岡山県新見市の『ラストワンマイル事業』を視察させていただいた際に学ばせていただいたことと合わせて、今後も調査研究を継続し、政策提案に繋げていきたいと思います。
