公明党 福生市議会議員 青木たけし

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行政視察② ~新潟県妙高市~

活動日記 / 2015年10月30日

10/27(火)~10/28(水) 福生市議会 市民厚生委員会の視察で新潟県に行ってきました。
視察2日目は新潟県妙高市。調査事項は『元気いきいき健康条例』と『健康妙高エコマイレージ』についてです。

妙高市は第1次妙高市総合計画・後期基本計画の主要施策である『市民主体の健康都市づくり』の実現に向け、市民はもとより訪れる人も、すべての人が健康になれる『総合健康都市 妙高』を目指し、平成25年に『元気いきいき健康条例』を制定しました。

この条例の1番のポイントは第4条の【市民は、自分の健康は自分で守り、つくるため、次に掲げる事項に努めなければならない。】という部分で、これが『市民の責務』と明記されていることではないかと思います。当初は『市民の役割』となっていたとのことですが、

・大腸がんや胃がん、脳卒中等による死亡率が高い
・国保特定健診受診者の半数に糖代謝や高血圧の有所見がある
・また介護保険認定率が高く介護を要する市民が多い
・医療費や介護給付費の状況も高い

など、妙高市の健康実態を見たとき、生活習慣予防という大きな課題に取り組むとともに、これと並行して超高齢社会を見据えた介護予防を進める必要がありました。
そこで、市民一人ひとりの主体的な健康づくりが大事であることから『市民の責務』としたとのです。条例制定にあたっての市民との協議の際にも「『役割』ではなく『責務』に」との声があったそうです。

この『元気いきいき健康条例』の施行と、生活習慣病の予防と重症化予防、健康に関する生活習慣の改善及び社会環境の改善を二本柱にした『第2次すこやかライフプラン21』に基づき健康施策を推進していますが、妙高市の特徴的な取り組みとして、恵まれた自然資源を活用した『健康保養地プログラム』の開発を行っており、厚労省が開発した『宿泊型新保健指導(スマート・ライフ・ステイ)プログラム』の効果検証を行う『宿泊型新保健指導試行事業』にも採択されています。

個人的には『みょうこう減塩生活大作戦』という取り組みが気になりました。先述の通り、妙高市は北国特有の濃い目の味付けのせいか、大腸がんや胃がん、脳卒中等の発症率が高いという特徴があります。そういった背景から減塩への関心が高まっているとのことでしたが、子どもの頃から慣れ親しんだ味覚はそう簡単に変わらないようで、そこが苦労しているところだそうです。
そういったことを踏まえて「乳幼児期から減塩指導をしていく必要がある」ということで、乳幼児健診でお母さんに自宅で出している汁物を持ってきてもらい塩分を測定し、適塩のものと比較する、といったことや、園・小中学校給食での『減塩工夫いっぱい給食』を実施するなどの取り組みを進めています。

前職が調理師の私としては、減塩生活の取り組みとして提案したいのが『塩分を排出する効果があるメニューの考案・提案』です。栄養士ではないので細かい数値はさておき、ですが(@_@)最近気になっているところです。

もう一つの調査事項である『健康妙高エコマイレージ』は健康づくりとエコ生活に取り組むことでポイントがたまり、健康グッズ、エコグッズなどと交換できるというものです。
有効期限は3年間とし、継続的に取り組めるようになっています。
景品に関しては、厚生労働省主催の『第2回 健康寿命を延ばそう!アワード』で妙高市が優良賞に選ばれた際、同じく最優秀賞を受賞した(株)タニタから好意で提供してもらっているとのこと。健康的な食事といえばタニタ!聞くと安心しますよね(´▽`)

お話を伺う中で、強く感じたのは『元気いきいき健康条例』の【市民等及び市は、それぞれの責務と役割を踏まえ、相互に連携を図りながら協働して健康づくりを推進するものとする】という基本理念が行き渡っているな、ということでした。すごく熱い思いを感じました。

今回、健康施策の先進事例を学ばせていただき、視野が広がったように思います。福生市の発展に寄与する政策提案に繋がるよう、しっかりと練り上げたいと思います(`・ω・´)ゞ

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