健康増進と防災の拠点へ/福島県沖地震で被災、解体した公民館が住民の声から再建/富久山総合学習センター別館(福島・郡山市)
福島県郡山市では、2021年2月に発生した福島県沖地震で富久山公民館分室が被災し、解体された。その後、「健康増進と防災の拠点を」との住民の声を聴き、市議会公明党(小島寛子会長)が建て替えを推進し「富久山総合学習センター別館」として再建された。
旧富久山公民館富久山分室は21年2月13日、最大震度6強を観測した福島県沖地震で被災し、同6月、市は建物の解体を決定した。
しかし、多くの住民から「地域に屋内スポーツができる場を」「避難所が必要だ」といった意見が続出。この声をキャッチしていた公明党の但野光夫市議は同7月、市教育委員会が開催した公聴会へ住民と共に出席し、「健康増進と防災の拠点を」と求めた。その後、市議会公明党は品川萬里市長に対し被災した公民館の改良復旧を盛り込んだ緊急要望書を手渡した。
22年6月、市は工事請負費計上を議決。先ごろ「富久山総合学習センター別館」との名称で建て替えが完了した。
■公明の提案が実り避難所機能を強化
施設は浸水対策としてかさ上げされた敷地に、鉄筋コンクリート・一部木造の平屋建てで建てられ、延べ床面積は1054平方メートル。体育ホールや会議室を整備し、地域コミュニティーと健康増進、避難所機能を兼ね備えた「多機能型公共施設」として生まれ変わった。体育ホールではバドミントンやバレーボール、卓球ができる。指定避難所になっていることから、冷暖房や換気設備を増設。マンホールトイレ用の排水管も設置した。
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先日、公明党の小島、田川正治、但野、山根悟の各市議は同館を視察。市教育総務部の山内憲部長の案内で、体育ホールと会議室を見て回ったほか、防災倉庫内にある段ボールベッドやパーティション、水、食料などの保管状況を確認した。
山内部長は「災害時は万全の備えで避難所を開設したい」と説明。これに対し市議会公明党のメンバーは「引き続き、避難所環境の改善や災害備蓄品の拡充など、災害対策に全力を挙げる」と語った。
2024/11/06 公明新聞

