▶“御用聞きノート”から議会質問/福島・南会津町 丸山陽子議員
福島県の南西部に位置し、栃木県と接する南会津町。町の面積は東京23区より広く、約9割を森林が占めている。自然豊かな広大な町で奮闘するのが丸山陽子議員だ。
2015年の初当選以来、町民の中に飛び込んでは、徹して声を聴いている。その際、常に携帯しているのがB5判50ページのノート。“御用聞きノート”と名付け、これに、相談→現地調査→議会質問→解決……と住民相談の経過を事細かく記入している。
このノートを基に議会質問してから住民の願いが形になった例も少なくない。妊産婦への交通費助成や「おくやみガイドブック」の作成、御蔵入交流館前の十字路への右折レーンの整備などである。この御用聞きノートは現在8冊を数える。
ある住民から「日本の伝統文化が薫る町に」との意見が寄せられた。丸山議員は「まず自ら美しい日本語に親しもう」と昨年5月に地元の短歌同好会「鴫山短歌会」に入会した。短歌を通じてメンバーと心を通わせるうちに住民相談を受けることも。湯田恭之会長は「聴き上手ですぐに動いてくれる人」と全幅の信頼を寄せている。
湯田会長は妻の久美子さんと、丸山議員の一般質問を傍聴するため議会に足を運んでいる。「丸山さんの質問は分かりやすく町政が身近になる」と友人、知人に声を掛け、今では、7人ほどが傍聴するようになった。
「誰もが暮らしやすい南会津をめざす」と誓う丸山議員。きょうも御用聞きノートに新たなページを刻む。
2024/04/16 公明新聞

