加賀市で手話言語条例に関する講演会が
昨日福井県議会で、福井県手話言語条例が可決成立しました。4月1日からの施行になります。ちょうどタイミングよく、1年前に北陸で最初に手話言語条例を制定した加賀市で、1周年を記念しての講演会が開催されていたので、参加してきました。
手話言語条例を制定している自治体は3月16日現在で全国137自治体になります。初めて制定したのは鳥取県で2013年10月のことです。それから約4年半。まだまだ少ないですが、手話を広める知事の会にも全47都道府県の知事が参加し、ようやく広がりを見せつつあります。講師を務めたのは、その一番最初から報道分野でバックアップをしてきた読売新聞大阪本社論説委員の井手裕彦氏。
『ともすると障がい者政策は、移動の問題ばかりを取り上げて打ち出してきたが、コミュニケーションの問題については二の次になっていた。しかし、コストを考えればコミュニケーション支援策の方がはるかに安くつく。ただ、人を介するので時間はかかる。今後聴覚障害に苦しむ人は世界的に増加する。原因は加齢の他に感染症や音楽プレーヤーなどの大音量での聴取など。聴覚障がい者にとっては、手話は言語だ。手話のない世界は、健聴者にとって見たら、全く言葉に通じない外国に行ったようなもの。トイレに行くことも食物を得ることもできない。聴覚障がい者が不自由を感じなく社会生活ができるように手話を使える人を増やすことが必要。そのための基本法となるのが手話言語条例。また、この条例は作って終わりではない。推進するための施策・計画が必要。高齢者のデイサービスや保育園幼稚園で手話を使った手遊び歌などを教えるのも大いに役立つ。』
会場には多くの難聴者・ろうあ者の方が見えておられました。少なくとも福井市よりは聴覚障がい者にとって外出しやすい街になっているのではないかと感じました。









