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 今日は県内唯一、国内でも2か所のみという生糸を生産する製糸工場である「碓氷製糸農業協同組合」さんの工場を視察してまいりました。世界遺産となった富岡製糸場はすでに生産を終了していて機械は止まったままですが、ここでは機械が稼働して繭から生糸を生産しています。今まで映像でしか見たことがなかったその工程の全てを、実際にこの目で見学することができ、貴重な経験となりました。

 

 富岡は世界遺産だが、私たちはここが「遺産」にならないよう取り組んでいる、と述べられていました。安価な中国産に押されて、すっかり衰退してしまった養蚕と製糸業ですが、実際の生産を維持していくため多大な努力を続けているのです。最後に独自開発されたオリジナル商品の数々を、直売店で見せていただきました。どれも人気商品で売れ行きは好調ですが、原料の繭不足がネックであるとのことです。繭の価格が下落し、生産者である養蚕農家は減り続けています。富岡製糸場のおひざ元である富岡市でも十数軒、我が藤岡市では数軒という現状で。すでに産業として成り立っていない状況です。養蚕農家に対して現在1キログラム当たり県が900円、藤岡市が100円を補助して支えていますが、早急に抜本的な対策を考えていかないと養蚕業は絶えてしまいかねません。世界遺産「高山社跡」を抱える藤岡市の議員として、非常に考えさせられた視察でした。

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藤岡市 窪田行隆
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