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 8日午後に市立神流小学校を訪問して、体育館に設置した気化式涼風機を斉藤議員とともに視察しました。これは昨年の定例議会で、私と斉藤議員で相次いで学校の暑さ対策を求めたのに対し、教育委員会が熱心に研究して、市内の小中学校全校に導入したものです。小学校には体育館に2台ずつ、中学校には体育館に2台、武道場に1台ずつ置いてあります。

 

 この装置は水が蒸発するときに気化熱を奪うことを利用して、温度を下げた風を吹き出すものです。エアコンが普及する前に冷風扇というものがありましたが、それの大型版と言えば、わかる方もいらっしゃるでしょうか。吹き出し口で周囲より3~5℃ほど温度が下がった涼風が、かなりの風量で体育館内に吹き渡ります。それまで閉め切っていた体育館に、機械のスイッチを入れてすぐに入ったのですが、それでも快適に過ごせました。窓を開けて風を入れれば、更に涼しくなると思います。

 

 すでに中学校ではクラブ活動の練習時に使用し、また社会体育で学校体育館を使う皆さんにも好評だそうです。各地でクラブ活動中に生徒が熱中症になり、救急車で運ばれる例が相次いで報道されています。屋外での活動は注意していても、屋内では油断していて熱中症になる例も多いとのことですから、大いに効果があるようです。ちょっと音がうるさいのが玉に傷ですが、集会時などは風量をこまめに調節することで対応したいとのことでした。

 

  また合わせて、私が質問した体育館のテレビアンテナ配線も見てきました。これは災害時に避難してきた皆さんが気象情報などを見られるように、体育館にテレビを置けるようにするためのものです。

 

 これからも子どもたちが健やかに学校生活を送れるように、しっかり取り組んでまいります。なお視察には公明新聞の記者さんも同行してくれましたので、近いうちに記事になると思います。掲載されたらまたご報告いたします。

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藤岡市 窪田行隆
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