第10回かんな会かんなの里地域支援セミナー
かんな会が主催する地域支援セミナー「高機能自閉症・アスペルガー症候群を理解するために~幼児・学齢期における適切な支援~」にお招きいただき参加してまいりました。かんな会は藤岡市内で知的障がい者更生施設「かんなの里」を経営しており、地域に開かれた運営を行っている社会福祉法人です。地域支援セミナーは回を重ね今回で10回目を数えま す。今回の講師はよこはま発達クリニックの吉田友子医師。発達障害児者の支援に当たりながら、ペック研究所(子どものための医学心理学研究所)を主宰され、情報発信を行っておられます。先生の講演は豊富な知識と臨床体験に基づいた素晴らしいものでした。
発達障害について私は昨年9月議会の一般質問で、その早期発見に重要な役割を果たす5歳児健康診査の市単独事業による継続実施について質問させていただきました。現在実施されているモデル事業としての健診は、今年度で終了の予定です。市側の答弁では継続実施の考えが示され、早期発見・早期療育開始への体制 が継続されることとなりました。次に大切なことは、発達障害児者への適切な支援体制を充実させていくことです。今回の講演会には、多くの福祉関係者・家族・教員・保育士さんなどが参加されていました。自分自身も吉田先生の講演を学んで、発達障害への理解が深まりました。これからもしっかり取り組んでまいります。
新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。皆様には旧年中大変にお世話になり、本当にありがとうございました。本年も初心を忘れることなく、より一層励んでまいりますので、宜しくお願い申し上げます。
昨年多くの国民の期待を集めてスタートした新政権は、この経済危機の最中にあって、未だに経済再生への取り組みが不十分なままです。昨年末に成長戦略を発 表しましたが、具体策が無く、「絵に描いた餅」といわざるを得ません。経済だけでなく、様々な政治課題に対する政権の危機感の無さは、目を覆うばかりで す。トップはスピード感を持って決断し、その結果に責任を持つことが最大の仕事であると思います。今こそ政治は景気回復への道筋をつけるとともに、国民の 生活、生命を守ることが求められているのです。
私も地方議員の立場で、市民生活をいかにして守るか真剣に政策を考えるとともに、市民との顔の見える関係を活かし、一人一人の市民の相談に丁寧に対応し、市民を守っていかなくてはならないと改めて決意しています。皆様との対話を何よりも大切にしていきますので、ご意見・ご相談がありましたらお気軽にお声掛け下さい。