少し寒さの山を 越せたのでしょうか?
今日の関東地方は割合過ごしやすくなった様な気がしました。
明日の天気予報に 耳を向けると朝方の最低気温が軒並み上昇するとのことでした。
大きな変化では無いですが、寒気の異常なまでの猛威を考えると少し安心できました。
明日の天候が、良い中休みとなるように願いたいと思います。
人が生活する集落を 取り囲むように存在する雑木林や竹林、農地、水田、ため池などは里地里山と呼ばれています。
弥生時代から現在に至るまでの3000年という長い歴史を通じて、原生の自然に人の手が加わりながら環境を形成、維持している地域です。
全体の面積は 1500万ヘクタールに及び、国土の約4割を占めるほど広大です。
その里地里山の荒廃が著しく進んでいます。
早急な対応が求められています。
環境省が公表した 2015年版の「環境・循環型社会・生物多様性白書」では、50年までに里地里山の3〜5割が無居住地化して、荒廃が拡大するという衝撃的な予測が示されています。
同白書は、 主な理由として次の事項をあげています。
①農林業の担い手減少に伴う耕作放棄地の増加
②化石燃料の普及による薪と炭の需要減少や化学肥料の普及による森林由来の堆肥需要の減少を背景とした森林の管理放棄
里地里山の荒廃により 生じる問題は深刻です。
日本の豊かな生物多様性が失われる恐れがあります。
環境省によりますと絶滅危惧種の多くが、原生の自然環境よりも里地里山にいるそうです。
例えばメダカの約7割、 ギフチョウの約6割が里地里山に生息していることが確認されています。
また、伐採や自然災害などで失われた森林を再生した二次林の管理が行われなくなれば、水質や大気の浄化、洪水の緩和といった昨日を持つ森が減少してしまいます。
環境省は重点的に 保存すべき「重要里地里山」を選定するようです。
人が継続して手を加えていくべき地域と、人の関与がなくとも自然に維持される地域を区別し、保全を進めていくことが現実的であろうと思われます。
自然だけでなく人の手を 介した里地里山でしか育まれない生命もあると知り、生命の不思議を感じました。
私たち人間でなければ作り出せない生態系があるからこそ責任を持たなければならいのだと思います。
私たち一人一人の熱意が、 形となったときに新たな発見と出会えるかも知れませんね。
地域毎に眠れる環境の育成に目を向けてみましょう。
o(^o^)o
