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ふじみ野市 島田 和泉
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今日は朝から 雨降りになりました。
少し肌寒くなるのかと思いましたが日中の気温は20℃近くとなり思いのほか過ごしやすい一日でしたね。

天候が変わるだけで 道路の渋滞状況は一変します。
特に出勤時間帯の駅前は大渋滞となります。
送迎車両がつぎつぎと並んでいきます。
冬場は、雪でも降ればなおさらです。

人の行動が 分析できれば車の行動も分析可能です。
同様に考えれば車の動きが分析できれば道路などの通行路の問題点を解析することが可能かも知れません。

自動車に搭載された カーナビの「急ブレーキ」情報などを集めたビックデータを活用して、埼玉県が道路の交通安全対策に取り組み始めてから8年半が経過しています。
「追突注意」などドライバーの視覚に訴える対策を施した後、急ブレーキはもちろん、交通事故が減少したとのデータも明らかになりました。
昨年度からは、大手自動車メーカーのホンダがインターネット上に無料で公開した地図「セーフティマップ」を基にした対策もスタートしました。

2007年、 県道路政策課の担当者が着手したのは、協定を結んだホンダから提供された数字の「塊」の分析でした。
塊の正体はホンダ車のカーナビから発信された車の位置、発生日時、進行方向、減速度情報が羅列されただけの走行データです。
「急ブレーキ」が多発し手織り地点は、事故発生の可能性のある”潜在的な危険個所”との予測を立てた担当者は、カーナビデータを細かく丹念に地図上に落とし込みながら、試行錯誤の末、「月に5回以上急ブレーキが発生」している地点を抽出しました。

その後、関係者や 県警とも協力して、実際に現場に足を運びました。
①スピードをだしやすい道路構造
②見通しの悪いカーブ
③利他以降差五の合流部や交差点
などの原因を特定し、対策案の検討を行いました。
さらに対策を講じた後は、その効果を検証しました。

2011年までの5年間、 県管理道路の総延長距離である2800キロの中で160ヶ所に安全対策を実施した結果、1ヶ月間の急ブレーキ総数が対策前の995回から326回と約70%減少する結果につながりました。
カーナビから得られたビックデータが事故発生を抑える貴重な武器になりました。

2012〜2013年に かけては人と車両の関係に注目して、小・中学生の通学路対策を実施しました。
歩道が整備されていない通学路のうち、車が平均して40キロ以上で走る地域や急ブレーキの多い箇所を重点的に調べ、道路の路肩を緑色に塗る「通学路グリーンベルト」を敷設したり、横断歩道手前にドットラインを引くなど、2012年には31ヶ所、2013年には53ヶ所の整備を進めました。

そして昨年3月、 ホンダはインターネット上に、誰もが見られる無料の地図「セーフティマップ」を公開しました。
特徴は「急ブレーキの多発地点」、「事故多発エリア」、市民が危険と感じた場所を投稿できる「みんなの追加地点」が一目でわかります。
グーグルマップとも連携し、クリック一つで危険スポットが確認できます。

埼玉県で得た 成功事例を道路管理者となる全国の市町村にも、この取り組みを広げたいとのことです。

ビックデータの分析、解析は 様々なデータ群や現場の実測値などと重ね合わせることで新たな気づきなどが生まれてきます。
技術の進歩も素晴らしいですが、安心・安全のためと日夜努力された担当者の思いに頭が下がります。

この様なビックデータによる 分析・解析は人々の生活を快適にするために開発されて欲しいと思います。
(*^^*)

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