シルバーウィークも 後1日となりました!
お出掛けされた方、地域行事に奔走された方、お仕事の方と様々な過ごし方で、この連休を楽しまれたかと思います。
お天気も概ね 秋晴れが続き、気持ちの良い日が続かれたことと思います。
政府が「地方創生」の 旗を掲げる中、町づくりの主役として図書館の存在が増しています。
佐賀県の武雄市図書館が先駆けですが、異なるアプローチで図書館による町づくりを模索する自治体があります。
人口約3万3700人の 岩手県紫波町の玄関口、紫波中央駅前に3年前にできた図書館が、全国的に注目されています。
1〜8月で視察に訪れた自治体関係者は約160組でした。
シンプルで美しい この図書館の売りは農業支援です。
紫波町の基幹産業は果樹栽培などの農業です。
図書館がその売り場を育てようとしています。
館内に入ると、 体育館のような広さと高い天井の開放的な空間が広がります。
書棚がゆったりと配置され、環境音楽も流れています。
目に留まったのは 企画展示の「ごちそうとしょかん」です。
飲食ガイド地図、食がテーマのエッセーよ小説の紹介、地元の食材を活用したレシピ案も並んでいます。
「図書館は情報の発信地である」と館長は語ります。
農業コーナーの 充実ぶりも光っています。
農業専用データベースを利用でき、専門書や雑誌も取り揃えています。
若手農家を集めた茶話会も図書館で開かれます。
近くは農業地帯で公園も無かった、図書館ができて仕事中も立ち寄れ知り合いと話が出来ると喜ばれています。
図書館が入るのは 複合施設「オガールプラザ」です。
テナントの産直市場「紫波マルシェ」も人気で、図書館との連携も楽しめます。
地元の農産品中心の売り場に、野菜で作るおやつのレシピ本やピクニック弁当のレシピ本といった図書館の本を紹介するポップがあります。
図書館前の広場では 地ビール会社と連携したビアガーデンなどイベントも頻繁に開かれ、周辺施設と合わせた訪問者数は昨年85万人に達しました。
館長は「図書館の境界を広げ、こんなこともやるんだ」と知ってもらい、町づくりに貢献したいとのことでした。
図書館は、補助金に 頼らず銀行などから資金を調達して建物全体を建て、公共施設部分だけを町に売却するという公民連携の珍しい手法が注目されました。
中心的な役割を果たしたのが地元建設会社でした。
「商業施設で町のにぎわいをつくるのではない。商売人がここで商売をしたいと思うような普遍的魅力のある中心をつくることが必要で、それが図書館だった」と尽力された会社役員の方です。
オガールプラザの 向かいには、ホテルやコンビニなどが入る複合施設「オガールベース」が昨年完成しました。
周辺には分譲住宅も立ち並び、町の形は変わりつつあります。
図書館が町づくりの 中心になる流れは、当面続きそうです。
もちろんただ建てればいい訳ではありません。
なぜそこにあるのか、そこで何をするのか。
その物語を提示することが何より大切なのでしょう。
私たちは、 暮らし向きの中で何時も通りを繰り返すことで安心感を得ようとしています。
繰り返すことばかりに気を取られ本質を見逃しているのかも知れません。
定型化された業務を 繰り返すだけでは、新しい発想は生まれません。
視点を変えて本当に実現したいことを再構築してみましょう!
(^_^)v


