市内の多くの方々が 一息つかれていることと思います。
関東圏では栃木県や茨城県など大き河川がある地域に集中していた大雨の影響で被災された方々が多くおられます。
ふじみ野市では、浸水発生の多かった場所でも改善対策が効果を出していたのか被害は少なかったようです。
定年後の人生を 謳歌する壮年を通して、団塊世代の地域デビューについて紹介します。
市民グループ「東村山懇団塊」は 2006年(平成18年)に発足されました。
メンバーの大半は、団塊世代です。
活動の主眼は、同じ時代を生きた、市内に住む“団塊の人々”の地域デビューを応援することです。
地域との出会いを 創出する各種イベントの開催、趣味の集いや子育てサークルとの交流、行政への政策提言など活動は多岐に及んでいます。
しかも、その完成度が高いそうです。
小物雑貨市を開催しても、来場者にアンケートを実施し、次回は、どのエリアにチラシを配るかなど、細かな戦略を練ります。
営業職、技術職、広報、事務職など 約20人の多彩なメンバーが、これまでの仕事で培ってきた実力を発揮しています。
活動の理念もユニークです。
「いい加減でいこう」「わがままを大切に」を合い言葉に、あくまで、“ゆるーい連携”を心がけているそうです。
また、会議では 「3名ルール」を採用しています。
「多数決からはヒット商品は生まれない」との経験に習い、反対意見が多くても、賛同者が3人いれば、その計画は実行されます。
「人が集まると、どうしても“同調圧力”が生じてしまいます。
“自分とは合わないから、あの人は嫌だ”と、いつしか派閥ができたりもします。
せっかく定年後、 いろいろなしがらみから解放されたのに、本末転倒になってしまいます。
だからルーズな人間関係を大切にしているそうです。
皆が無理せず、 自分のやりたいことを“わがまま”に、しかも“いい加減”じゃなければ長続きしません。
グループに会長はいないんです。
全員が“会長の気概”でやっています。
昔の「肩書き」にこだわっていては地域に溶け込めません。
ご紹介する壮年の方は、 1947年(昭和22年)生まれの団塊世代です。
大手の電機メーカーに勤められ、長年コンピューターの開発畑を生きてきた“根っからの技術屋”さんです。
定年までの残された1年半は、 社内の有給休暇制度を活用し在宅状態となり、地域活動を開始されました。
まずは、市のボランティアセンターに登録します。
キャリアを生かして、 パソコン講習を行いました。
他にも、東村山市の情報公開運営審議会、社会福祉協議会の「健康長寿の街づくり普及推進会」などで活動されました。
多くの場所に顔を出すなかで、知り合いも増え、それが「懇団塊」へとつながっていきました。
「私は根っからの技術者だから、 人生を常にイノベーション(革新)させたいんです。苦労も多いですが、地域に出れば、頼りにしてくれる人も増える。新しい挑戦、新しい出会いが、人生を豊かにしてくれますよ」と語られていました。
「東村山懇団塊」は、 「PAGE2(ページツー)」に名称を変更し、NPO法人となったそうです。
人は、人と関わることで 自身を成長させることができると思います。
長い人生では山あり谷あり、人と縁を結ぶことで新しい人生を歩まれた方の姿を通して学ばせていただきたいと思います。
(^_^)v
