今日は午後1時30分から市役所の5階大会議室で行われた、認知症サポーター養成講座に参加しました。
50名程の参加者で会場はいっぱいでした。
今年の3月議会で、認知症についての質問をさせていただきましたので、さらに理解を深める機会にもなりました。また、「認知症の人と家族の会」の伊藤さんのお話も伺うことができました。講師は、しおん社会福祉事務所の柴田さんと地域包括支援センターふくおかの吉田さんでした。
認知症の高齢者数は、65歳以上で15%といわれており、ふじみ野市の高齢者数24,784人の15%となると、3,700人が認知症と考えられます。また、85歳以上の4人に1人が認知症とも言われています。
今後益々高齢者人口の増加に伴い、認知症は増え続けます。認知症の方の尊厳を守り、住み慣れた地域で安心して暮らせるふじみ野市にしたいと考えています。
認知症を起こす代表的な病気に、①アルツハイマー病(5~6割)②脳血管性認知症(約2割)③レビー小体型認知症④前頭側頭型認知症(ピック病など)があります。
中核症状(記憶障害や時間や場所を認識する能力、料理の段取りなど)は、治らないけれども、
行動・心理症状(不安や徘徊、興奮やうつ状態など)は、改善できます。
その為にも、認知症を正しく理解し、サポートをする人が一人でも増えてほしいと思います。
また、早期診断・早期治療で治る認知症もあるため、かかりつけ医の多くが物忘れ相談医となり、変化を見逃さずに適切な治療につなげられればと思います。
認知症は、本人も家族もともに苦しみます。少しでも介護の手を休めて気分転換ができる環境の整備をしたいですね。
今日は、介護関係者だけではなく、実際にご家族の介護をされている方も参加されての講座で良かったと思います。今後も、このような機会を増やして欲しいと思いました。
3月議会での質問内容
1、認知症を理解するための取り組み、①認知症サポーター講座の推進、②当事者家族の相談体制、③小中学校での認知症教育。
2、早期発見、早期治療、①健康診断時の認知症問診の実施と実態把握、②簡易聴覚チェッカーの活用。
3、地域での見守り、①地域の企業、商店などとの連携、②地域住民の見守りネットワーク。
4、認知症予防の取り組みについて。
本日19時よりサービスセンターホールにおいて、公明党ふじみ野支部会を行いました。あいにくの雨模様でしたが、250名程の党員さんが集まってくださいました。
参議院選挙を大勝利に終えてから、初の支部会ということもありましたが、何よりも矢倉かつお参議員と岡本三成衆議院のお二人が出席しての会合で、何とも贅沢な会合でした。
高畑博ふじみ野市長も公務多忙の中ご出席いただき、初めから最後まで参加してくださいました。支部会の中でふじみ野市長選挙の公明党からの「推薦状」を岡本衆議員から手渡させて頂きました。
矢倉かつお参議員からは、選挙戦の御礼と議員活動の中で、竜巻の被災地への視察にふれて、同じ被災地で同じような被害状況でも、国からの支援「被災者生活再建支援法」に差があり、全壊住宅が十世帯以上の市町村である越谷市とそれ以下で支援が受けられない松伏町の状況に触れ法の整備を進める決意をされていました。
岡本三成衆議員は、前日に3時間かけて支部会のための資料を作ってきてくださり、参加者も笑いあり笑いあり、感動ありの素晴らしい内容でした。公明党の支持率10%実現したいですね。
奨学金の金利無利子の拡充も進めてくださっています。奨学金の延滞金利も現在の10%から5%にするべきで、日本の制度は奨学金ではなく学生ローンだ!とのこと。その通り!我が家の息子も音大生!奨学金で首が回らなくなるのでは?さらなる拡充を期待しています!