バックナンバー 2012年 3月

29日(木)午前9時30分より鈴川港公園津波避難タワー完成式が行われ出席してきました。

田子浦港の東に位置する公園内に建設され、高さ15メートル(海抜19.3m)・収容人員120人(大人)です。

また階段は左右にあり、右側の階段は、高齢者や子どもが利用しやすいように勾配をゆるくしてあります。さらに、夜間のために太陽光発電式のLED照明を避難ステージと各階段の踊り場に設置されています。

普段は、公園の展望台として一般に開放されます。

避難ステージからは、富士山がよく見え、西側には田子の浦港の東側が見渡せます。

今年度、富士市の津波避難タワーは前日に田子浦地区内の浜幼稚園に完成し、今日は元吉原地区内に鈴川港公園と柏原保育園で完成式が行われ、全3基となりました。

新年度には、浜保育園に新設されます。

24日(土)と25日(日)の1泊2日で市子連主催の春のジュニアリーダー養成講習会が丸火の少年自然の家を会場に開催されました。

4月から新中学生となる受講生60人以上が参加し、高校生・中学生の現役ジュニアリーダーも30人以上がスタッフとして活躍してくれました。

スタッフのジュニアリーダーに対して指導・助言をシニアリーダーが務め、各校区の世話人さんたちもお手伝いに来てくださり、賑やかでした。

両日ともに天候に恵まれましたが、25日は冷え込みました。午前から昼にかけて行った野外炊事のときは日陰にいると寒かったです。

また24日の夜は、少年自然の家のボイラーが故障してしまい全員入浴できませんでしたが、これもよい経験です。

閉講式終了後に、市子連会長から今月高校を卒業しジュニアリーダーも卒業するメンバーがジュニア最後のお手伝いでスタッフとして参加してくれましたので、これまでの6年間の感謝も込めてサプライズで感謝状を全員に贈呈しました。ちょっと感動的な場面でした。

今回卒業する子たちは、自分が吉原校区育成会の会長を担った時に、ジュニアリーダーになったくれた子も2人おり、また19年度に富士市青少年の船で指導員をした際に担当した子もいて、感慨深いものがありました。皆素晴らしい青年となりました。これから大学生や社会人となりますが、今後の彼ら彼女らの益々の活躍を期待しています。

22日(木)38日間の会期で行われた富士市議会2月定例会が閉会しました。

最終日のこの日は、新年度の一般会計予算をはじめとする各会計予算が可決成立しました。

人事案等が可決された最後に、発議第1号として「東日本大震災によるがれき処理の促進に関する決議」が上程され、全会一致で採択されました。

また、この日は市職員の人事異動の発令が発表されました。議会事務局でも2人の職員が移動となりました。影に陽にお世話になりありがとうございました。移動先での活躍を祈ります。

さらに小中学校の教職員の移動も発表となりました。

4月からの新年度に向け慌ただしくなりますがしっかり準備をしていきたいと思います。

富士市議会の自分の所属する会派 光輝会公明と市民連合が合併して新会派を結成することになりました。詳しくは後日に報告させていただきます。

17日(土)午前に中学校の卒業式が行われました。我が家の長男も卒業しました。

妻の実家に転居する前に長男は、吉原第一中学校に入学していましたので教育委員会の許可を得て3年間通わせていただきました。

卒業生の態度も立派でした。

今年度で定年退職を迎えられる久保田校長先生の式辞に感銘しました。「権利を主張する前に責任を果たせ。」今の時代にとても大事なことです。卒業生達には生涯忘れないでいただきたいと思います。

式が終わり卒業生が退場する前に、卒業生と在校生が2曲合唱しました。指揮を執った男子生徒は以前住んでいた町内の子で「一中最後の合唱 みんな全力で歌おう!」と力強く叫び、卒業生も大きな声で「はい!」と応えていたのを見て、この学年の団結力を見た思いがしました。全校生徒で歌った2曲目も素晴らしく感動しました。

自分も吉原一中を長男とともに卒業しました。

午後からは、今泉小学校の卒業式に出席しました。

卒業生が校長先生から卒業証書を受け取る前に一人ひとり名前を呼ばれた後に将来の夢を言っていました。

中学の部活や勉強を頑張ると言った子や大人になって就く仕事の夢を語る子とそれぞれの子ども達が夢や決意を語るのを感慨深く聞かせてもらいました。

5年生も卒業生の入退場の際に楽器の演奏を行うなど4月から最上級生になる頼もしさも感じました。

卒業された皆さんにあらためておめでとうと申し上げるとともに保護者の皆様の喜びもひとしおの事と思います。

例年だと校庭や正門で記念撮影をする光景が見られましたが、この日は朝から雨で肌寒い1日となり残念ではありましたが、これも思い出として刻まれることと思います。

さて、話は変わりますが今年の公立高校の入試倍率は近年にない高倍率となりました。

原因は、昨年の中3生の人口が少なかったため定員を削減し、今年は逆に中3生の人口が多いにもかかわらず定員を削減したままにしたことによります。

その結果、涙を飲んだ生徒が多く、合格した子たちも不合格となった友を気遣っていました。自分も迂闊に周囲にどうだったと聞くこともできず、卒業式前は気を遣いました。

県教委には反省してもらいたいと思います。なぜもっと柔軟に対応できなかったのか理由を聞きたいものです。

我が家の長男は、なんとか志望校に合格し自分の後輩になりました。いずれにしても進路が決まり何かと出費が多く大変ですが、子どものためにも仕事により一層頑張ります。

市議会2月定例会も22日(木)に最終日を待つだけとなりました。

桜咲く来月は入学式です。清々しい季節ももうすぐです。

3月11日(日)東日本大震災から1年。

それぞれの思いが詰まった1年だったと思います。

昨年7月に自分が所属する会派「光輝会公明」で岩手県の被災した自治体を1泊2日で訪れました。
最初に訪れたのが陸前高田で、マイクロバスを降り立ったのが陸前高田市庁舎。歩いて庁舎入口に行くと、色を失ったかのような廃墟の中で赤いランドセルが目に飛び込んできました。

泥や砂で汚れたランドセルを開けると、小学校名と学年クラスそして名前が書かれていました。

このランドセルの子ども達は無事だっただろうか?持ち主がわかっているのに何故ここに?と思いがめぐるととともに小学1年の娘と同じ赤色のランドセルを見つめながら込みあがる涙をしばらく堪えていたことが今も強烈な記憶となって残っています。

実は、震災から1年の今日その理由がわかりました。

遠山清彦衆議院議員のブログにその答えがありました。
以下、引用します。

『地元の人が静かに説明してくれました。

「その赤いランドセルの持ち主の女の子は、津波で亡くなりました。そして、その子の両親も、家族も、全員亡くなってしまったのです。実は、その子のお父さんもお母さんも、市役所の職員でした。家族が全員亡くなってしまったので、遺品を探す人も、このランドセルを引き取る人も、誰もいないのです。」』

せめてお父さんお母さんのそばに返して、一緒に居させてあげようと誰かが置いてくれたのかもしれません。

午後2時46分。同報無線から流れるサイレンの音とともに子どもたちと黙とうをしました。

震災で亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに今もなお困難な生活をされておられる皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

2日(金)と5日(月)の両日にわたり各会派の代表による平成24年度市長施政方針に対する質問が行われ、9人の議員が登壇しました。

6日(火)から8日(木)まで連日、一般質問が行われ通告した17人の議員が登壇しました。

明日9日(金)は、新年度各会計予算案等の総括質疑が行われた後に各常任委員会に議案が付議され来週からは常任委員会で審議されます。

富士市議会2月定例会もいよいよ後半戦が始まります。

今週は、4日(日)に史跡公園の善得寺公園を会場に今泉地区まちづくり推進会議主催の善得寺まつりが開催され開会式に出席してきました。開会式は、吉原二中吹奏楽部の演奏ではじまり今泉小6年生により戦国時代に今泉の善得寺で和平調停の会談が行われた、武田・今川・北条氏による三国同盟の寸劇で終わりました。

6日の夜には静岡で党の会議があり、7日(水)の晩には吉原小PTA新評議員・町内幹事会が開催され、新年度の新会長をはじめ役員の人事が承認されました。自分は、2年の顧問の任期が終わりですが現会長と新会長より相談役で残るよう要請があり、今までPTA規約に相談役の規定がありましたが近年、就いた人がいませんでしたが承認を受け相談役として残ることになりました。

終了後に富士宮で公明党の富士総支部の打ち合わせが行われていましたので駆けつけました。

さて、今月11日は東日本大震災の発生から1年を迎えることになります。当日は、国により追悼式が開催されます。

富士市においても、市の施設で国旗掲揚設備を有する施設では、弔旗もしくは半旗が掲揚されます。また、地震発生時刻の午後2時46分に黙とうをささげます。市内に同時刻に同報無線により市民の皆さんに黙とうについてお知らせする放送が流され、被災された方々に哀悼の意を表します。

2日(金)午前10時からの本会議。今日から平成24年度市長施政方針に対する会派代表質問が始まりました。

トップバッターで登壇しました。質問した項目は下記です。

1、「健やかに安心して暮らせるまち」をつくるための施策
①こころのゲートキーパ養成について
2、「産業が交流するにぎわいのまち」をつくるための施策
 ①富士山フロント工業団地の立地要件を一部緩和するとあるが具体的にどのよう   に緩和するのか
 ②「産学連携ものづくりチャレンジ補助金」の創設について
 ③「開業パワーアップ支援資金」の創設について
 ④「事業所の大規模雇用を促進する補助制度」の創設と合同企業説明会につい    て
  ⑤「地域農業マスタープラン」の策定とビジネス経営体や富士ブランドの育成、    食の安全・安心対策など農業関係機関・団体との連携について
3、「人と自然が共生し環境負荷の少ないまち」をつくるための施策
  ①災害廃棄物の広域処理について
4、「人にやさしい便利で快適なまち」をつくるための施策
  ①「(仮称)富士市放置自転車条例」について
  ②市営住宅の改修・建て替えについて
    民間住宅活用型セーフティネット整備推進事業の活用を提案します。

このうち、災害廃棄物の広域処理については、今日の静岡新聞夕刊に市長の答弁で岩手県山田町と大槌町の災害廃棄物の試験焼却の実施を表明したことが掲載されました。

放射線量についてはしっかり検査し住民説明会を行っていくとのことです。

岩手県内の災害がれきは11年分に相当します。まもなく震災から1年が経過しますが被災地には今だに山積されたままで復旧復興が進まない大きな要因となっています。

市長も言われていましたが私たちの住む静岡県そして富士市もいつ大きな災害に見舞われるかわかりませんので、自治体として助け合うのは当然です。

また、全国には受け入れの検討を表明しただけで脅迫を受け断念した自治体もあることから、脅迫等があった際には、警察に届けるなど毅然とした対応を求めました。あわせて、がれきと言っても被災された方々の思い出の詰まった我が家であり愛着のある家財道具であったことも忘れてはいけないことも付け加えさせていただきました。

被災地に暮らす方々のためにも1日も早い本格的な受け入れが実現できるよう努力していきたいと思います。

代表質問が終わって少しほっとしています。来週は5日(月)から8日(木)まで代表質問と一般質問が続き、9日(金)は新年度の各会計等の総括質疑が行われます。

さて今晩は、少し早いですが今泉小学校PTAの送別会と1年間の慰労会が行われました。同じ中3の受験生を持つ親同士集まり、自然と受験の話題になりました。

今年は、近年にない高倍率となったことから親として心配は尽きません。頑張るのは子ども達ですので見守るしかありませんが15日の発表まで落ち着きません。

最近の記事
アーカイブ
モバイルサイトQRコード
QRコード対応の携帯電話をお持ちの方は画像を読み込んでいただくことでモバイルサイトにアクセスできます。
サイト管理者
富士市 望月昇
noboru1964@sky.plala.or.jp