18日(火)から20日(木)まで市議会総務市民委員会で行政視察に行ってきました。

18日(火)午後1時30分から大阪府池田市において「総合窓口業務の業務委託について」担当課より導入に至る経過や効果など説明と質疑を受けた後、実際の業務を見させていただきました。

委託先の業者において法令の学習のあと試験を行い合格した社員のみを業務につかせていることや市職員が担当していた際には月に1・2回窓口に訪れた市民とトラブルがあったそうですが現在までのところ1度もトラブルは発生していないなど接遇面にも効果が出ているとのこと。

委託契約に際しての契約内容も参考になりました。

19日(水)午前9時30分より広島県東広島市において「シティプロモーション認定事業について」説明を受けました。

東広島市は広島大学や大手企業の工場や関連企業が多く立地し発展を続けている街です。市民の暮らしやすさ教育水準の高さから市民満足度が高い一方、県内においても具体的な街の良さが知られていない現状を打破し都市間競争に生き残る方途として、東広島市を発信する様々な取り組みに市がバックアップするため認定事業を選定しているとのことでした。

東広島をアピールしていこうとの意欲がよく伝わるとともに富士市にとっても参考になる事例でした。

20日(木)佐賀県庁で「CSO(市民社会組織)提案型協働創出事業」について担当の県職員から説明を受けました。

市議会の委員会視察で都道府県の事業を視察したのは今回が始めてでした。

CSOとは佐賀県が作った用語でNPOや町内会やPTAなど様々な団体の総称です。

これまで国をはじめ地方公共団体では担っている事業の中で民間でできるものは民間で行ってもらう社会化実験を行い現在、委託や指定管理者制度として広まってきています。

佐賀県ではさらに民間から県や市町が行っている事業のうち民間でこの事業は自分たちで出来ると提案してもらい、その中から検討し実際に委託しているとのことでした。

話を聞き、そこまでして行うべきものか疑問も出てきましたが、佐賀県内では鳥栖市がすでに民間委託を進めているとのことで佐賀県のこの取り組みに参加していないとのことでした。

2泊3日の常任委員会視察は、毎年10月に行われていますが例年行程はハードです。体力勝負的なところもありますが視察した内容は富士市に活かせるものは取り入れています。議員だけではなく視察内容に関係する課長や担当職員も同行し、視察後の移動の車内や食事時などで感想や意見など交わしています。

21日(金)午前、富士市と富士宮市の農業委員会で視察が行われました。

今年は、富士宮市内の松屋フーズの工場を視察する予定でしたが緊急工事のため中止となり、まかいの牧場を視察しました。

創業時からの苦労など聞かせていただきました。最近、6次産業化の重要性がいわれはじめていますが先進的な取り組みであったことがわかりました。

その後、JA富士宮のフードバレーセンター富士山駅「う宮ーな」を見てきました。富士宮市のフードバレー構想にのっとり設置された施設ですが、多くのお客さんで賑わっており現在では黒字経営を続けているとのことでした。

今週は視察で忙しく過ごしてきましたが、視察した内容をさらに精査し議会で提案できるものは提案していきます。

さて22日(土)は今泉小学校5年生のみどりの学校で沢登りのお手伝いに行く予定でしたが雨で沢登りが中止になってしまいました。二男も楽しみにしていましたが残念です。2泊3日のみどりの学校から帰ってきて開口1番に「楽しかった。あと3日位居たかった。」と言っていましたので親としては安心しました。

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