8日(土)午前10時30分より静岡市内で公明党静岡県本部議員研修会が行われました。

静岡県危機管理部危機政策課による「東日本大震災における静岡県の現地支援活動と東海地震対策について」と題して講演がありました。静岡県では県と県内市町が岩手県山田町と大槌町を支援しましたが基本的な考え方として、「何が必要ですか?」ではなく「こういうことができる」と具体的なメニューを提示して取り組み被災地の手となり足となったことが報告されました。信頼関係が深まった例として異例ではあるが要請を受け大槌町の町長選挙では開票事務にも参加したとのことでした。

また県の職員ではわからいことやできないことが市町の職員の力で出来たことに感謝している。是非それぞれの地元の市町の職員に伝えてほしいとのことでした。

被災地の現在の厳しい実情も聞き報道ではわからないこともよくわかりました。

続いて、行政の危機管理とBCP(事業継続計画)について、防災士等多くの資格を持ち様々な活動に取り組んでいる焼津の尾石市議の話を聞きました。

「東海地震発生時にすでに勝負がついている」など事前にどれだけ備えができているかなど具体的に話してくれ非常に勉強になるとともに今後について考えるきっかけになりました。

よく言われる自助・共助・公助は、県職員の方が言われていましたが自助(自分の身は自分で守る)が7割・共助(隣近所の助け合い)が2割・公助(行政の支援)が1割であり、発災時に怪我などしてしまえば周りの人を助けることもできず役に立たないことをあらためて肝に命じました。

帰りはJR吉原駅で岳南鉄道に乗り換え帰宅しましたが久しぶりに岳鉄に乗りレトロな雰囲気を味わいました。久しぶりに乗ったことで岳鉄の良さを実感しました。

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