10日(水)午後5時30分から富士市青少年の船帰港式が行われました。
式に先立ち研修生たちがふじ丸から下船してくると集まった保護者の皆さんから歓声と拍手が沸き起こりました。出港式の時もそうでしたが帰ってきた際にわが子の元気な姿を見つけ涙を流している方が多く見受けられました。特に昨年から小学6年生も参加するようになってからは多くなったように思います。
式の間も研修生たちが一まわりも二まわりもたくましくなったように感じましたし、やりきった達成感のようなものも見ていて伝わってきました。
10代20代の青少年の日常では得られない体験をした研修生たちにとって、青少年の船での4泊5日は生涯忘れえぬものになりますし必ず将来この経験が活かされると思います。
自分も過去2回、指導員として参加した際に研修生たちを見ていて強くそのことを感じました。また、その経験は自分にとっても大きな財産となっています。
昨年は参与として乗船しましたが、指導員の皆さんがうらやましく思えたものです。
富士市青少年の船には数字だけでは表せない・わからない価値(たから)があるとあらためて今年の帰港式に参加し感じました。