質問:水銀使用製品の回収を
強い毒性を持つ水銀は、一度環境に排出されてしまうと循環しながら残留し、生物に蓄積される。水銀が使用されている製品なのか判断が難しいものもある。分別収集している自治体は約7割に留まる。回収方法もまちまちで、蛍光灯の回収・運搬中に破損し、水銀を排出してしまうケースも珍しくない。本市における、適切な回収に対する取り組みは。
答弁:適切な処理を実施
家庭内からでる水銀使用製品の乾電池が年平均で17,850kg、蛍光灯7,300kgが回収されている。蛍光灯は地区の粗大ごみ収集時割れないようひとまとめにして個別に収集し、専用容器に一時保管後、水銀処理が可能な会社で適切にリサイクル処理している。
質問:空き家対策、跡地の有効利用は
管理不十分な空き家は、老朽化し災害時の避難や消防の妨げになりかねない。ごみの不法投棄や不審者の侵入、放火なども懸念され、景観にも悪影響を与える。売却や賃貸を希望する空き家情報を提供することで、有効活用を促す「空き家バンク」の推進は。跡地の有効活用は。
答弁:対策協議会を設置する
「空き家等対策の推進に関する特別措置法」の施行に伴い、庁内の推進体制の確立を図っており、今後、対策協議会の立ち上げを考えている。昨年7月より空き家バンクを運用しており、2件が成約した。現在、利用希望者が32人、空き家物件が3件登録されている。登録物件を拡大する施策を検討し、取り組みを進めたい。また、跡地活用も盛り込んだ空き家対策計画を策定したい。