質問:学校施設の老朽化対策は
公共施設の4割を占める学校施設の老朽化が深刻な問題となっているが、耐震化が進んできた中、教育環境の向上や地域防災拠点としての安全性を高めるため、老朽化対策の積極的な取り組みが必要だ。市の考えを伺う。
答弁:財政状況を見て効率的に進める
学校施設は子どもたちの学習・生活の場であり、地域コミュニティーや防災の拠点。安全面・機能面からも耐震化が終了した時点で、老朽化対策に取り組む必要がある。今後取り組むべき重要な課題であり、厳しい財政状況の中、より効率性を考慮し進めていきたい。
質問:防災・減災計画を問う
橋梁、河川施設、上下水道や道路等、将来の状態を予測して計画的・効率的に整備・管理する手法や、市の社会資本のアセットマネジメントについて伺う。
答弁:30年度までに修繕完成を目指す
橋梁点検は、24年度「笛吹市道橋梁長寿命化修繕計画」で、市道の等級、緊急輸送道路、損傷の進行等の要因を考慮し、点検する計画で、第2次緊急輸送道路と合わせた10橋について25年度から実施計画を行い、30年度までに修繕の完成を目指している。河川施設は防災面からの要望等を含め、検討していく。上水道のダクタイル鋳鉄管の敷設は順次行っており、配水管耐震化率は約1.04%。
アセットマネジメントについては、国の第一次補正の補助事業を取り入れ、道路ストック総点検を25年度に行い、修繕計画を策定していく予定。