質問:胃がん撲滅にピロリ菌検査を
23年2月、政府はピロリ菌が胃がんの発生要因と認めた。胃潰瘍や十二指腸潰瘍に限られていた、ピロリ菌の除菌への保険適用が、軽い胃もたれや慢性胃炎等にも拡大される。血液検査や呼気検査などに対する無料化の実施を求める。市の考えを伺う。
答弁:国の動向を見て判断
本市の胃がん検診は、集団検診ではレントゲン検査、国保人間ドックでは内視鏡とレントゲンの選択制で検査を実施している。ピロリ菌の除菌により胃がんの発生率は減るが、ゼロにはならない。今後も、胃がん検診の受診率向上に努めていきたい。保険制度の拡大を周知するとともに、検査に対する公費助成については国の動向を注視し判断したい。
質問:防犯対策を問う
通り魔事件、空き巣、ピッキングなどが多発している。そこで、防犯効果が高い、スーパー防犯灯が注目されている。画像と音声が警察に送られるハイテク設備だ。子どもの安全対策には万全を期す必要がある。所見を伺う。
答弁:ハード、ソフト両面で強化
14年度には、山梨県警が緊急通報装置付き防犯灯を、富士見小学校と石和西小学校周辺に7基設置。市内19小中学校全てにおてい合計76台の監視カメラを設置し、安全確保に取り組んでいる。
今後も、防犯カメラや青色パトロールカーの増設などハード面での整備を行うとともに、住民による登下校時の見守りや教育委員会・学校・PTAが連携した活動など、市民一人ひとりの日頃の取り組みと合わせて、安全安心で住みよい環境づくりを進めていく。