冬のくらし
いきなりのドカ雪
江別市議会における新型コロナウイルス感染拡大防止のための対応について
昨日緊急の会派会長会議がおこなわれ、新型コロナウイルス感染拡大防止の対応として、江別市議会は現在開会中の令和2年 第1回定例会に限り、市民の皆さんの本会議や委員会の傍聴を受け付けないことにいたしました。
今定例会は、特に来年度予算が審査される予算決算常任委員会がおこなわれるなど、議会としても大変重要な定例会であります。本来であれば広く市民の皆様に傍聴へお越しいただき、議会における議論経過を知っていただきたいところではありますが、緊急事態宣言下にあること等を鑑み、こうした判断となりました。
また審査における市職員の範囲や人数も最小限とするなどの措置をとることにしております。これにより、通常20名程となる本会議の説明員が3分の1になります。
なお、本会議についてはこれまで通りインターネット中継や録画で視聴する事ができます。委員会はインターネット中継等はありませんが、内容については後日議会のホームページから委員会録が閲覧可能となります。
皆様にはご迷惑をお掛けいたしますが、こうした対応についてご理解を賜ります様お願い申し上げます。
1期目の一般質問を振り返ってみます その4
最後に(その4)平成30年と、平成31年第1回定例会での一般質問です。
【平成30年】
☆第2回定例会☆
『市営墓地やすらぎ苑について』では、「墓じまい付き墓地」という新しい形の墓所の造成を提案。これは公明党が実施した「100万人訪問調査」のアンケートをお願いしながらお話しする中で、お墓の問題についてご相談いただいた事が元になっての提案でした。
『ヘルプマークの郵送による配布について』は、この質問の後すぐに郵送での対応をしていただける事になりました。迅速に対応していただいた健康福祉部・障がい福祉課に感謝しています。
『消防用設備等の自家発電設備の点検について』の質問では、しかるべき正しい方法での設備点検がなされていない市有施設があることが判明。しっかりと対応していただく事をお願いしました。
☆第3回定例会☆
『ブロック塀等の安全確保』では、その年の6月に発生した大阪府北部地震によりブロック塀が崩壊し、登校中の女子児童など2名の尊い命が奪われたことを受けての対応について質問。
『市民サービスの向上』では、その年の7月に会派行政調査で訪れた福岡県大野城市における総合窓口の取り組みを基にして、様々な提案をおこないました。
☆第4回定例会☆
『災害に強いまちづくり』では、要配慮者に対する対応や乳児向けの災害備蓄品について質問。
『学校選択制』についてでは、市外からの転校時に学校選択が利用できない事について、その根拠を質すと共に今後の制度設計について検討をお願いしました。
【平成31年】
☆第1回定例会☆
これについては少し前にブログで触れましたので、そちらをご覧いただければと思います。
改めて振返ってみたところ、この4年間で104項目の質問を実施。少し無理矢理感もありますが、それぞれの項目を江別市のまちづくり政策別に分けてみるとグラフのような結果になりました。104項目も質問をしているのに『生涯学習・文化』にまつわる質問が1つも無かったんですね・・・それがだめという事ではないのですが、何となく寂しい気がします。
それはさておくとして、1期目でこれだけの質問を行うことができたのも、様々なご意見を寄せていただいた皆さんのおかげです。本当に本当に感謝です!
ありがとうございました!
1期目の一般質問を振り返ってみます その3
続いて(その3)平成29年の一般質問です。
☆第1回定例会☆
『幸福度の考え方を取り入れたまちづくり』では、会派行政調査で訪れた東京都荒川区における「区政は区民を幸せにするシステムである」と位置付け、区民のための区政運営を目指す取り組みを基に質問をおこないました。
また、『持続可能な開発目標の推進』では議会で初めてSDGsに触れました。当時はSDGs自体を理解してもらうのに非常に苦労しましたが、今ではSDGsの考え方を取り入れる自治体や、具体的な取り組みを進める企業が増えてきました。江別市でも積極的に取り組んでいる企業さんがいらっしゃいます。市にも積極的に取り入れてもらえるよう今後とも努力していく所存ですし、個人的活動も頑張っていきたいと思っています。
☆第2回定例会☆
『災害に強いまちづくり』では、市民相談で声を寄せていただいたペットの同行避難や、障がいを持つ方など支援・配慮が必要な方が参加しての避難訓練の実施について取り上げました。江別市総合防災訓練も近年イベント的な要素が薄まり、より具体的な想定での訓練が実施されるようになりました。これについては今後とも取り組んでいきたいと考えています。
『水害リスク情報の公表対象となる河川』※1 については、この年の年末配布分の「防災あんしんマップ」から、マップ上と別表に対象河川が表示されるようになりました。
※1 改正された水防法で、浸水想定区域が設定されていない中小河川でも、市区町村長が過去の大雨による浸水状況を、「水害リスク情報」として住民へ周知する制度が創設された。
☆第4回定例会☆
『民法の大幅な改正による影響と、それに対する市としての取り組みについて』では、民法改正が行政に与える影響を確認すると共に、市民の皆さんが不安を持たないような相談体制についての質問をおこないました。
また、『投票率向上のための取り組みについて』では、ショッピングモール等で期日前投票ができる場所をつくることや、選挙管理委員会だけではなく教育委員会も一体となって主権者教育を進めていく事についての質問をおこないました。
1期目の一般質問を振り返ってみます その2
前回(その1)の続き。平成28年に行った質問について振り返ります。
☆第1回定例会☆
『胃がん対策について』は自分自身がピロリ菌除菌をしてから色々と勉強し、質問した項目です。早期のピロリ菌除菌が胃がんリスク軽減に大きな力を発揮すること、公費助成でピロリ菌検査を始める自治体が増えている状況などをお話ししたのですが、なかなか声は届きませんでした。後に、ピロリ菌研究の第一人者である浅香正博先生(現 北海道医療大学学長)に大激励を受けたことを思い出します。
『若者が投票しやすい環境づくりと投票率向上』では、市内大学に期日前投票所の設置を提案。その後、大学側のご協力もあり、札幌学院大学と北海道情報大学に期日前投票所が設置されることになります。
☆第2回定例会☆
江別における自殺対策について取り上げ、市として自殺対策計画を策定することについて質問を行いました。江別市自殺対策計画はパブリックコメントを経て、本年策定となります。
☆第3回定例会☆
『市民の思いがダイレクトに政策へと反映される仕組みづくり』では、会派行政調査で訪れた池田市における「地域分権制度」に基づいた提案をしました。
また、『災害に強いまちづくり』のうち『車中泊避難者対策』は市長も問題視しており、その後開催された「市長と自治会長との対話集会」でも検討課題として取り上げられました。『被災者支援システム』については、当時市として導入に消極的だったものの、後に有利な補助金の獲得により一転して導入に至るという、ある意味で地方自治体の実情を学ばせていただく機会となった思い出深い質問です。
☆第4回定例会☆
『ふるさと納税』については、この質問をした時あたりから、江別市としても様々な工夫で納税額が増えていきました。制度自体に賛否両論ありますが、あるものは上手く使って江別のシティプロモートに活かしていただきたいと思っています。
また、『避難器具の導入と普及促進』では、災害時における要援護者が階段を安全に避難できる器具(イーバックチェア)を紹介させていただきました。※イーバックチェアがどんなものかについては下の動画をご覧ください。
1期目の一般質問を振り返ってみます その1
とかく「何をしてるのかわからない」「活動がわかりにくい」と言われる議員の仕事。ですが、それを何とかわかりやすく、見えるようにしたいと思っています。
私は日常的に様々なご相談、いわゆる『市民相談』を受けることが多く、この4年間で400件を超えるご相談をいただきました。
「小さな声を、聴く力」公明党の議員として市民相談は生命線であります。相談を受けている時は、その目の前の一人の苦しみや悩みかもしれませんが、その後ろには同じ苦しみや悩みを抱えている方がたくさんいらっしゃいます。そのことに思いを馳せながら、徹して一人に寄り添い、その課題を乗り越えていく。地味かもしれませんが、そうした活動が大切だとの思いで取り組んできました。また、様々な相談が具体的な政策提言に繋がることもあります。
しかしながら市民相談はプライベートな内容も含まれており、件数以外の具体的内容を公開することは難しいのが実情です。
そこで何とか少しでも私の取り組みや活動を知っていただこうと色々考えまして、形になったものについては『とくだ哲の実績』として、さらに先日は目で見てわかる『活動マップ』もホームページにアップさせていただきました。
今回は1期目における『一般質問』について改めて一覧を公開し、4年間の活動について『一般質問』から振返ってみたいと思います。
・・・と、先ほどから一般質問、一般質問と言っておりますが、『一般質問』って何なのでしょうか?
『一般質問』とは (わかりやすかったので、一部伊達市議会さんのホームページから抜粋・編集させていただきました)
議員個人が、市の事務の執行状況や将来に対する考え方などの報告や説明を市長などに求め、市が市民のために適切な市政運営を進めているかを議員がチェックするものです。
江別市議会では、議員は年4回招集される定例会において、一般質問することができます。
質問方法は、効率的な議会運営を目的に、質問する議員があらかじめ議長に質問の趣旨などを知らせる「通告制」を採用し、議員はその内容に添って質問します。
一般質問の質問時間は、「総括質問総括答弁方式」※1 が答弁時間を除き30分以内。「一問一答方式」※2 が答弁時間を除き45分以内となっています。
※1 議員が質問事項をすべて一括して質問し、その後、市長などがその質問事項について一括して答弁する方式
※2 1回目の質問は一括で行うが、2回目以降は1つの質問事項を質問した後、市長などがその質問事項について答弁を行い、その後に次の項目を質問する方式
議会によっては『代表質問』といって会派を代表した議員が、市長の施政方針や予算編成方針に対して質問を行う方式を採用しているところもありますが、現在の江別市議会では一般質問のみが実施されており、定められた期日までに通告を行えば、全議員が毎定例会で一般質問を行うことができます。
ここでは私が議員になった平成27年・第2回定例会~直近の平成31年・第1回定例会までに行った一般質問において、通告した発言趣旨と、その質問項目を市のまちづくり政策で分類したもの(ちょっと無理矢理感もありますが)を一覧で公開したいと思います。
☆第2回定例会☆
初めての定例会となった第2回定例会で実施した質問は、市内に4つの大学を抱える江別市ならではの『大学と連携したまちづくり』と『地元企業への支援』でした。これはそれぞれ立候補時に進めていきたいと訴えていた事柄を具体的に進めるための政策という意味での質問となりました。
☆第3回定例会☆
『協働のまちづくり』については、会派行政調査でその取り組みを伺ってきた岡山市における、NPOと行政が連携してまちづくりを進める仕組みについての質問でした。また、その後さまざまな角度から質問や提案をおこなう事になる災害対策や主権者教育についても、この時はじめて取り上げています。
『江別市として独自にいじめの定義を具体化し、判断基準を明確化することについて』では再々質問までかなりしつこく食い下がりました。当時は質問の技術が低く、同じような質問の繰り返しとなってしまったため、後ろからたくさんのヤジを浴びたことを思い出します。その後、国の方針の改定と共に市の方針も変わり、いじめの定義がかなり具体的になったので、結果的には良くなったという色んな意味で思い出深い質問です。
☆第4回定例会☆
議員になってから認知症サポーター養成講座を受講したのですが、そこで様々なご縁をいただき、認知症の課題についてお話しを伺ったり、また当事者や家族の方からご相談を受けることも多くなっていました。そうした中で認知症対策について取り上げることにしたのですが、まずはじめに市の基本的な考えを聞こうという思いで、認知症施策推進総合戦略(オレンジプラン)を踏まえた対策について質問を行いました。また、当時養成講座が始まっていた市民後見人へのサポート体制についても質問。これについては後に社会福祉協議会内に「江別市成年後見支援センター」が設置されることになります。
『公共工事の品質確保の促進に関する法律の一部を改正する法律(改正品確法)の施行を受けた江別市としての考え方』については、江別市建設業協会主催の改正品確法に関する講演に参加させていただき、その重要性を認識させていただいたことで質問に至った経緯があり、市としてもその趣旨を踏まえた取り組みを行うとの答弁がありました。
平成28年以降については順次アップしていきます。
ゴールデンウイーク真っ只中ですが・・・
あっという間に一年が過ぎました
またもや久方ぶりのブログ更新となりました・・・
本日(4月28日)は、当選証書の交付を受け、江別市議会議員になってからちょうど一年の佳節でありました。
皆様に議会へと送り出していただき、恩返しとの思いで活動して参りましたが、正直なところ、まだ大きな実績をあげることは出来ていません。それどころか勉強不足・力不足を感じる毎日であります。
しかしながらこの一年で、恐らくそれまでの人生で出会った人数をはるかに越える多くの皆さんと繋がりを持たせていただくことができました。今日も江別市内で企業を経営されている方と懇談させていただき(お忙しいところ長時間お邪魔して申し訳ありませんでした!)様々なお話しを伺うことができたのですが、こうした人と人との繋がりは、自分にとって何よりも大切な宝です。改めて、出会った全ての皆さんに感謝申し上げます!
今後とも少しでも皆さんのお役に立てるよう、皆さんに寄り添って一歩一歩確実に進んでいきますので、更なる応援、そして叱咤激励を宜しくお願い申し上げます。
そしてこの佳き日に嬉しい報告が。
長きに渡ってピロリ菌と戦って参りましたが、二回目の除菌治療の結果、見事ピロリ菌をやっつけることができました!
これで胃がんのリスクが大きく軽減されました!
ますます心軽やかに、そしてフットワークも軽く、皆様のために働いて参ります!!