北海道市議会議長会・道西支部議員研修会
8/25 朝街頭
今朝はJR大麻駅での朝街頭からスタートしました。
朝から既に30℃近い気温で時間を追うごとにジリジリ上昇…北海道とは思えない厳しい暑さです。
私からは、「ケアラー支援」の課題や「年収の壁」の問題についてお話しさせていただきました。
パートタイム労働者の給与が一定額を超えると、社会保険料や税の負担が生じて手取り額が減ってしまう「年収の壁」の問題。このため就労調整する人が多く、女性の収入増や労働人口の拡大を阻む実態が長年指摘されてきました。
岸田文雄首相は10日、手取りが減らないように取り組む企業への助成制度を10月に導入する方針を表明したところですが、制度の限界や事業申請の煩雑さなど、越えなければならない課題があります。
そもそも扶養に対する考え方が時代に即していない部分がありますので、そのあたりもしっかり議論を進めていただきたいと思います。
北海道ヤングケアラー相談センターを訪問しました
終戦記念日街頭演説会
第9回 えべつ技能士祭り
会派先進地行政調査3日目(長野県飯田市)
江別市議会公明党・先進地行政調査3日目は長野県飯田市で『環境文化都市』としての様々な取り組みについて調査しました。
飯田市は「ムトス」(…しようとする、行動への意志や意欲を表す飯田の地域づくりの合言葉)と「結い」の精神が脈々と息づく自治が活発なまちです。
「環境への取り組みが文化になるまで」として平成19年に環境文化都市を宣言した飯田市ですが、「太陽光市民共同発電事業」や「地域環境権条例」制定を契機とした地域主導による再エネ活用事業の展開、「既存配電系統を活用した地域マイクログリッドの構築」など、自治を基盤とした多角的な取り組みがなされています。
今回は2泊3日の行程で3か所の自治体を訪問させていただきました。
どのまちでも本当に苦労を重ねながら様々な施策を展開しています。やはりそのあたりの話はインターネットで検索しても出てくるものではなく、直接お話しを伺えばこそのものだと感じます。
今後は調査の結果をどのようにして我がまちに反映させていくのかということになりますが、単純に「ここのまちではこういう事をやっているからうちもやれ」という他人の芝生は青く見えるタイプの質問を行政にぶつけてもあまり意味がありません。
江別市の課題克服に向けて、今回得たものを現状にいかに落とし込んでいくのか、まだまだ試行錯誤は続きます。
会派先進地行政調査2日目(愛知県長久手市)
会派先進地行政調査1日目(静岡県富士市)
江別市議会公明党として会派先進地行政調査を実施しました。
1日目は静岡県富士市で『ユニバーサル就労支援事業』について調査。
働きづらさを抱え、既存の就労支援では就労に結びつかなかった人すべてを就労支援していく「ユニバーサル就労支援センター」は就労が困難な方と協力企業にしっかりと寄り添って活動しています。
特筆すべきはその成り立ちで、平成26年に障がい者をはじめ就労が困難な人を積極的に受け入れている企業の誘致、支援を求める要望書と署名が市に対して提出されたことを契機として市議会に「ユニバーサル就労推進議連」が発足。その後、市と市議会が協働して条例や事業案を検討し、議員発議で「富士市ユニバーサル就労の推進に関する条例」を制定。以後は行政・議会・市民・企業等が協力し合いながらユニバーサル就労に取り組んでいます。
令和5年6月末で認定協力企業が221社、就労決定者数が524名となり、大きな成果をあげています。