江別市議会として『新型コロナウイルス感染症対策緊急要請書』を市長に提出しました
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、江別市でも子育て、教育、介護、医療、経済など、様々な影響が影を落とし、危機的な状況との見方が広がっています。
市議会に対しても、各議員個人レベルはもちろんのこと、先日は江別商工会議所から緊急要望が提出されるなど、江別市として対応可能な独自施策の検討を求める声が高まっています。
こうした状況を踏まえ、会派会長会議における検討を経て、以下の6つの事項について、市議会として三好市長に緊急要請を行いました。
1,諸対策による市民生活の影響を把握し、必要とされる施策を、総合的かつ速やかに検討・実施すること。
2,江別市内の各企業団体及び事業者の経営状況の把握を行い、短期的な独自支援策を事業継続と雇用維持の観点により、総合的かつ速やかに実施すること。
3,国及び北海道に対し、市内事業者の声を踏まえた対策の早急な実施を要請するとともに、対策事業の活用を図るために市の各部局において支援体制を構築すること。
4,江別市を含む各機関が実施する新型コロナウイルス対策関連施策を市民・事業者にきめ細かにわかりやすく情報提供するとともに、各種相談窓口の一元化を図ること。
5,江別市の感染症予防対策本部においては、保健衛生のみならず、市の全般に波及する影響を考慮した災害時レベルの体制を構築すること。
6,江別市において実施した新型コロナウイルス感染症対策及び対応について、きめ細かに状況を開示し、市民の不満解消に努めること。
北海道による緊急事態宣言は昨日で一旦終了となりましたが、引き続き予断を許さない状況であり、日を追うごとに国内はもとより世界規模での経済に対する影響が深刻なものとなっています。
とにかく一日も早い終息を祈る日々ですが、それと共にできる対策を速やかに講じることについては、今後もしっかりと要望して参ります。