江別市議会議員
とくだ 哲

走ります、江別のために!

第6回 市民と議会の集い

活動のようす / 2019年11月21日

11月14・17日の両日、江別市議会として6回目となる『市民と議会の集い』が開催されました。今回は、大麻公民館と江別市民会館を会場として、初めて午前中の開催となりました。

 

 

第4回目の市民と議会の集いから議会広報広聴委員会の委員として企画運営に携わっておりますが、平成26年から毎年開催している本会については、議会としてその開催形式について試行錯誤とチャレンジを繰り返しながら今日に至っています。

本年は議会運営委員会、3つの常任委員会からの活動報告のあと、特にテーマを設けることなく、広く参加された皆さんのご意見を伺うという形で開催させていただきました。

 

 

ご意見やご要望としては、厳しい経営が続いている市立病院に関すること、昨年の胆振東部地震の経験を踏まえての災害対策、江別市が進める生涯活躍のまち構想、高齢者への交通支援、子育て支援策などなど、限られた時間ではありましたが、様々なお話しをいただくことができました。

 

また、江別市として手話言語条例を制定したことから、今回初めて手話通訳者に入っていただきました。両日で5名程の耳の不自由な方にも参加いただき、当事者からの災害対策等についてのご意見もいただくことがてきました。

 

 

2日間で60名の方のご来場をいただいた本会。開催方法やいただいた意見を活かす仕組みなど、まだまだ課題のある会ではありますが、少しずつアップデートしながら、市民の皆さんと共に考え、共により良い地域を、力を合わせて創っていくことができる議会を目指し、今後も努力して参りたいと思っています。

 

 

改めまして、参加していただいた皆様に心より感謝申し上げます。
また、今回残念ながら参加できなかった皆様も、次回はぜひ『市民と議会の集い』へお越しください!

 

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予算要望をおこないました

活動のようす / 2019年11月1日

R1.10.31予算要望

 

 

 

 

 

 

 

江別市の財政は、市税や地方交付税といった財源確保の見通しが不透明な中、社会保障関係経費の増大や公共施設の老朽化対策、人件費の高騰、市立病院の経営不振などの要因もあり、非常に厳しい状態が続いています。

 

 

こうした状況にあって江別市議会公明党として予算要望をおこなうことについて、会派内でも慎重な意見があったところですが、議論を重ねた結果、今回は重点的に進めていただきたい項目18点について、内容を絞って要望することとし、去る10月31日、要望書を三好市長に提出させていただきました。

 

 

皆さんからいただいた声を形に。

私たち江別市議会公明党は、今後とも様々な形で、住民福祉の向上に向けた取り組みを進めて参ります!

 

 

 

参考までに、今回要望したのは以下の18項目です。


 

1,国連サミットで採択されたSDGsについて、市民への啓発を進めるとともに、全庁挙げて取り組みを推進すること。

 

2,高等養護学校誘致の更なる推進。

 

3,危機管理室の組織強化と市民との連携をより密にし、地域防災力向上を推進すること。

 

4,除排雪や災害復旧、インフラの維持・更新の担い手としての地元建設業の安定のため、公共事業の確保と現場に即した適正な積算、入札制度、働き方改革の支援、技能・技術の継承と女性活躍を含めた人材の育成・確保など、江別市が発注者としての役割の遂行。

 

5,市内企業への就職を条件にした奨学金の返還支援制度や、市内企業と若者のマッチングなど、若者が地域に定着していけるように取り組むこと。

 

6,待機児童対策を強化し、利用者と事業者の要望掌握に努め、保育施設の供給計画を確実に実行すること。また、一時預かりや病児病後児保育についても、利用者等の要望の聞き取りを通じ、働きながら子育てのしやすい環境の整備・充実に努めること。

 

7,子ども医療費助成は、子育て支援策として通院費助成の拡充に努めること。

 

8,児童虐待防止強化、警察や自治会等との連携や情報交換を密にすること。

 

9,介護人材の育成・定着のために、働きやすい職場づくりや業務知識の習得に役立つ研修会の実施、介護職員の意向を掌握できる機会の設置に努めること。

 

10,高齢社会に対応した医療体制の構築。かかりつけ医・かかりつけ歯科医・かかりつけ薬局の普及と在宅医療体制の整備に努め、住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、様々な機関との連携づくりの推進。

 

11,認知症に対し認知症カフェの増設と相談支援体制の強化、さらに症状に適した医療・福祉・介護の支援が滞りなく受けられる体制づくり。

 

12,超高齢化社会を見据えての公共交通利用者の支援や、利便性向上に向けた民間事業者との協力体制の強化。

 

13,サービス付き高齢者向け住宅の掌握と利用者の相談窓口の設置。

 

14,2026冬季オリパラに向け、道内市町村と連携を図り、合宿の誘致や当市のスポーツツーリズム強化への推進。

 

15,障がい者就労支援拡充のためのジョブサポーターの配置拡大。

 

16,「緊急通報システム」の拡充と固定電話未設置世帯への支援。

 

17,特定健診やがん検診の受診率向上に向けた施策の推進と健康マイレージ制度の導入。

 

18,ひとり親家庭等の就労支援や生活支援、子どもの学習支援、各種相談事業の整備・拡充。