Archive for 2022年 9月
少しずつ
本繋がりでもう少し
小さい頃の思い出は
田んぼと用水路、遠くに旭岳。毎日、どろんこか雪まみれの私に
叔父が日本文学全集と世界のそれを鉄道のチッキで旭川駅留で送ってくれてから、私は文学少女になりました。図書室が大好きで誰もいないカビ臭い部屋で、自分の世界にもぐり混んでいました。私の思い出には友達の顔より図書室が占めています。
おとなになりました。図書室を楽しい場所にと取り組んで16年目、江別市内の小中学校の蔵書率がほぼ100%と伺って、びっくり 中身は勿論大切ですが、予算がついて新刊をいれるのに書棚がないと、嬉しい悲鳴には、笑いが出ました。
お許しを頂いて、大麻東小の森と海の2つの図書室を訪問。情報図書館からの派遣司書さんにお話が聞けてラッキーでした。
バーコードで貸出業務ができますから、去年一年の一番借りた児童は?とお尋ねすると、パソコンをちょいちょいと触って
【小3の女子が213冊】と、出してくださいました。同席の校長先生もびっくりの貸出数。
鍵がかからない図書室
そして人の温もりがあるそれ
16年前に夢見た図書室が
今ここに!
本のうしろには多くのひとの心が詰まっていました。
感謝