Archive for 2018年 3月
公共交通再編
3月28日水曜日の午後から
第五回江別市地域交通活性化協議会を傍聴して来ました。
先日のバス路線廃止の
新聞報道後、幾つものご相談が寄せられています。
バスが無くなると、買い物も友達と会う事も勿論通院も出来なくなり、心配で心配でとのご相談です。
協議会の中で、
江別市内を走る民間バス会社さんが、念願8000万円もの赤字を抱えている、また、貸し切りの利益で市内バス路線の赤字を埋めているとの現状を話されました。市の補助金増額が始まりますが、再編に向けての5ヶ年の素案がほぼまとまり、パブリックコメントが実施されます。
路線のある所は減便や路線変更、ない江北地区は自家用有償旅客運行の検討、豊幌地区はもう少し時間をかけるとの内容です。
ご相談者の所には、その日に伺いお話させて頂きましたが、パブリックコメントだけではなく、その地域地域に合わせた説明会が必要と痛感しました。
10年後も公共交通が維持できるよう、市民の皆さんのお力も宜しくお願い致します。
給食費
午後から、江別市学校給食センターに、行って来ました。決算見込みと新年度会計予算案についての理事会を傍聴するために。
江別市は、学校給食に出来るだけ地元産の食材を使う、そして、加工品や冷凍されたものを使わないで、安心安全な給食を提供することを、実践しています。
すると、他市より一食あたりの給食費が高くなります。
中学生で比べてみます。
江別市 327円
札幌市 304円
千歳市 304円
恵庭市 309円
北広島市 315円
石狩市 320円
札幌市は、食材高騰で新年度より、値上げの予定です。他にも検討している市町村が有ります。葉ものの代わりに根菜類、日によっておかずの種類を減らすなど、工夫を凝らしているそうですが、給食費はあくまで食材費なので、今年の冬の野菜の高さには困りはてますね。
美味しさと栄養と地元愛、伝えたいことは沢山ありますが、負担感をどう捉えるか。ウ~ンと唸って帰宅しました。
胸を打つ講演会
3月17日土曜日
「明日から取り組める!
中小企業における障がい者雇用」
と題した、中小企業同友会札幌支部のオープン例会に参加。
講師の成澤俊輔さんは、
世界一明るい視覚障がい者
と紹介されました。
2時間あまりを、パワーポイントも紙の資料もありませんでしたが、どんどん、成澤さんご自身の実践例が自分の中に飛び込んできます。
いつまでも聞いていたいと思えた
講演会でした。
講演会が終わり、最後に話された事が、何より刺さりました。
「私は、夜の会食はお断りしています。そして夜の10時に寝ます。人は朝方の2時から数時間死にたくなる時が有ります。そのときを全部受け止めたいから起きているのです。」
引きこもっていても一級の手帳が出ていても、仕事につけると、話してくださる成澤さんの言葉に勇気を頂きました。