広報広聴常任委員会の行政視察で戸田市役所を訪問。
議会だよりの編集を担当している戸田市の議会広報委員会のお話を伺うと、「理想の議会だよりは文字4分の1、写真4分の1、イラスト4分の1、余白4分の1という誌面構成だが、現状は文字が多くてなかなか難しい」とのこと。 当市の委員会でもこれまで同様の課題について検討を重ねてきましたが、根本的にレイアウトを思い切って変えないと難しいのが現状です。
検討を重ねた結果、戸田市の議会だよりは今のスタイルになったとのことでしたが、文字数や誌面構成は当市の議会だよりと似ているように感じました。 違うのは全頁フルカラー印刷であること。 当市では予算の関係で前頁フルカラーではありませんが、やはり見やすくていいですね。
また、戸田市では議会モニター制度を導入し、議会の運営等に関し、市民からの要望、提言その他の意見を徴収し、市議会の民主的な運営に取り入れておりました。 議会モニターの任期は1年としており、20代、30代の若い世代の応募もあることから、議会への関心を高める一定の効果はありそうですが、応募者が定員の15人に達していないという課題もあるようです。
しかし現在、戸田市議会の定数26人の議員構成は、30代4人、40代7人、50代6人、60代8人、70代1人と年代層のバランスがとれていることから、議会そのものが幅広く市民の声をキャッチできる体制が整っていると感じました。 若い年代の議員が少ないのは、当市の未来を考える上で課題です。
戸田市民の平均年齢は40.1歳(平成28年1月1日現在)で、人口は今も増加中とのこと。やはり都心に近いベッドタウンです。
対応いただきました手塚委員長、細田副委員長はじめ議会事務局の皆様、大変にありがとうございました。