伝統文化の知名度を活かして
定例会が始まりました
12月定例会が開会。37件の案件が提出され、条例改正案、補正予算案など15件を可決。継続審査となっていた15年度の決算認定案19件を認定。また、人権擁護委員推薦案2件に同意。 共産党からは、議案第155号、平成27年度大仙市一般会計歳入歳出決算の認定について及び、議案第178号、大仙市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての2件に対し反対討論がありましたが、採決の結果、賛成多数で認定及び可決されました。 共産党は耳触りのいいことを発言しますが、財源に対しての責任がないのが残念でなりません。言うだけであれば誰でも簡単に言えます。
市政報告では、栗林市長より明年の市長選への出馬表明がありました。私はこれまでの市長の市政運営を高く評価しております。 合併以降の様々な難しい局面を、これまで舵を取ってこられたことに敬意を表したいと思います。 ただ私が心配しているのは、大曲の市街地とそれ以外の地域に住む市民の気持ちに“温度差”を感じることです。 大曲駅周辺は大仙市の玄関口としてしっかりとした整備が必要と考えます。 しかしそれを周囲の地域に住む市民が過剰に感じ、不満を抱くようであれば分断が生じてしまいます。 例えば、お隣の仙北市の庁舎問題は、合併後も旧町村が一つになりきれていない状況がよく表れていると感じます。 栗林市長が四選に挑戦するのであれば、市街地以外に住む市民の“満足度”に配慮いただきたいと思います。
加えて、大仙市の更なる発展のためには、市民一人一人が大所高所の視点に立ち、自らの地域だけではなく大仙市全体の未来を考えていく必要がある。私はそう考えます。
NHKのど自慢 in 大仙市
負けない心の育成
大仙市バスケットボール協会中仙支部 創立20周年記念式典に出席。 中仙地域において、バスケットボールを通じた小中学生の健全な育成に尽力された皆様に、感謝状が贈られました。 御功労に感謝申し上げたいと思います。
祝賀会では、当時の教え子からそれぞれの方に、感謝の思いを込めた花束と共に、当時を振り返っての一言がありましたが、印象的だったのは、「当時は先生が怖かった。 しかし、あの時の厳しい練習のおかげで、人として成長できたと思う。 社会人になった今になってみると、様々な困難を乗り越えていける強さを、バスケの練習を通じて培うことができたと思う。 本当にありがとうございました。」との感謝の言葉。
若い頃に勉学やスポーツ等を通じて心身を鍛えることは、負けない心を育て、努力する癖を身に付けることから、その後の生き方にも大きく影響するものと、改めて感じました。
関係各位の今後のご活躍、また、同支部の更なる発展をご祈念いたします。
本日はお招きいただき、ありがとうございました。
(※民謡歌手の深瀬さんも中仙でバスケ部に所属していたそうです)
Made in Daisenの拡大に期待
東京都中央区に事務所を置く、日本酒類販売株式会社を訪問。ここは大仙市若竹町にある八重寿銘醸株式会社で瓶詰めされている清酒の販売を手掛けており、創業は1949年。
日本酒の需要は、好調だった一時期より下がっているそうですが、美山錦100%の純米酒“白神山地の四季”は、消費者に好評と伺いました。やはり良いものは売れるようです。
八重洲の販売については、これまで関東圏での販売に主軸を置いていたそうですが、今後は地元大仙市にも販売を拡げるとのこと。見かけたら試飲してみたいと思います。
また、「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことからの国際的な和食ブームに伴い、海外での日本酒需要が年々増加傾向にあることから、今後の輸出事業分野の成長、Made in Daisenの拡大に期待したいと思います。
種々ご説明いただき、ありがとうございました。
党本部まで往復
大仙市活性化への取り組み
千代田区で開催された首都圏企業懇話会へ。
冒頭に、東北大学名誉教授の有賀祥隆氏より、鈴木空如の法隆寺金堂壁画模写についての講演があり、空如が模写した3組の壁画の価値について、貴重なお話を伺うことができました。
懇話会では、大仙市に所縁のある企業関係者の皆さんと懇談させていただきました。 ご縁を大切にしながら、各企業と大仙市との建設的な関係を末永く発展させていきたいと思います。 お忙しい中、会場まで足を運んでいただいた関係各位に、感謝申し上げたいと思います。
また、懇談の折に「大仙市と言えばこれ! という特産品は何でしょうか?」とのご質問をいただきましたが、私はナンバーワンを即答できませんでした。
先月よりふるさと納税の返礼品にもなっている“お米”や“地酒”、人気の高い“いぶりがっこ”、他にないものと言えば“杜仲豚”や“ジャンボうさぎ”、最近ではB-1で頑張っている“大曲納豆汁”といったところでしょうか。
B-1と言えば、来月の3日、4日の2日間、東京・臨海副都心にて開催されるB-1グランプリスペシャルでは、“大曲納豆汁”の提供のほか、大仙市の観光PR、移住定住PR、相談窓口などのブースが開設され、大仙市を全国に発信する2日間となります。
大成功の取り組みとなることを期待し、また、応援してまいりたいと思います。
さりげない居場所の必要性
一気に冷え込み、山は真っ白になりました。体調管理に気を付けましょう。
大仙市子ども・若者総合相談センターを訪問。 昨年12月の本会議において、相談スペースの確保を依頼した「大仙市子ども・若者総合相談センター」ですが、増築工事が無事に竣工。 利用者がリラックスして相談できるようになりました。 当市の対応に感謝したいと思います。
現役世代の不就労者・引きこもりの増加は、地域の活性化を妨げるだけではなく、高齢家庭の負担となっている現状があります。 地域の活性化という観点からも、引きこもり者の社会復帰支援は、人とかかわることが苦手な現役世代が増加傾向にある現在、必須の取り組みとなってきております。
厚労省では、引きこもりを「様々な要因の結果として、社会的参加を回避し、原則的には6カ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態」と定義し、現在約26万世帯に上ると推計しています。
大仙市では先見の明をもって、平成25年4月に支援拠点として、「大仙市子ども・若者総合相談センター」を設置し、運営をNPO法人に委託しておりますが、登録者は年々増えているという状況です。
一概には言えませんが、日本国内の平均値として、1人の人間が就労して納税者となった場合と、就労できずに税金を頼りに生活した場合とでの税の収支の差は1億1,000万円と言われています。 現場の声を伺うと、1人の不就労者を社会復帰させる作業は、粘り強い根気のいる作業で簡単ではありません。 しかし、1人を社会復帰させるということは、不就労者を減らし、納税者を増やすことにつながることから、大きく社会に貢献することになります。
「大仙市子ども・若者総合相談センター」の今後の取り組みにも期待し、支援していきたいと思います。
夜は大曲での集会へ。 尊敬する先輩の皆様の更なるご活躍、また頼もしい後輩の成長を感じました。 心からのエールを送ります!
日頃の備えを
早朝、地震で目が覚めました。 自宅のあたりは震度2ぐらいのようでしたが、1分間程は横揺れを感じました。 ニュースを確認すると震源は福島県沖で、津波警報・注意報も発信されました。 太平洋沿岸にお住まいの皆様の心中を考えると、胸が締め付けられます。
避難の際、予想以上に渋滞となった道路もあるようです。 あらたに浮き彫りとなった課題を、今後の防災対策の強化にしっかりと反映させていただきたいと思います。
今日は議員有志の皆さんと勉強会を実施。 大仙市の諸課題について、それぞれの意見を出し合い、様々な観点から語り合いました。 出された意見を参考にしながら、間もなく開かれる12月議会に臨みたいと思います。