「長岡市多世代健康まちづくり事業」について会派視察をしました。(2017.2.9)
様々な自治体で健康寿命を延ばす取り組みをしていますが、新潟県長岡市では、産官学の連携で取り組んでいる「長岡市多世代健康まちづくり事業」(ながおかタニタ健康くらぶ)について会派で視察してまいりました。
◇取り組みの経緯として
平成27年度高齢者の割合が全国平均より高い。(長岡市28.48%。全国平均26.69%)
◇検討体制
平成25年9月設立。民間企業と地元団体との協働による産官学連携で検討。タニタ、慶応大学、地元企業、長岡市など
◇多世代健康づくりの拠点整備
タニタカフェをオープン(平成26年11月2日)
一般社団法人地域活性化・健康事業コンソーシアムが運営
◇ながおかタニタ健康くらぶ
継続して取り組める健康づくりの機会の提供
楽しみながら続けられる仕組みをプラス
・健康コンテンツ
・ポイントを貯める(景品交換ができる)
・管理栄養士のアドバイス
・イベントの活用(仲間づくり)
◇実施状況
健康くらぶ会員数 約2,200名 会員の年齢50~60代 男:女3:7
延べ60,000人が来店。健康になったと感じた人は70%
私は先進的な取り組みと感じました。楽しみながら続けられる仕組みを工夫しています。タニタカフェでは、健康面のアドバイスも受けられます。ウォーキングをすることでポイントが付いたりして10,000ポイントを超える方もいるそうです。
「ながおかタニタ健康くらぶ」とは(長岡市のHPより)
子どもから高齢者まで多世代にわたる方々が、気軽に・楽しく・簡単に健康づくりに取り組めるサービスを提供する会員登録制の健康クラブです。会員証の活動量計と市内8か所のウェルネスチェックポイントにあるプロフェッショナル仕様の体組成計、血圧計を使って、からだの変化を「見える化」し、ダイエットサイクルの循環による健康づくりをサポートします。
写真は「タニタカフェ」足湯も楽しめます。