東根市公益文化施設「まなびあテラス」に視察してきました。(2016.12.27)
中央区との友好都市、山形県東根市に2016.11.3にオープンした東根市公益文化施設「まなびあテラス」に視察してきました。
コンセプトは「人々が集い・学び・交流する自由な空間」です。図書館、美術館、市民活動支援センター、都市公園からなる複合施設です。
この事業については、発注方法がPFI方式(民間の活力を活用して社会資本の整備をする)をとっており東根市としても4つ目のPFI方式の導入で注目されていています。
私が今回の視察で注目した点は、読書手帳機、電子書籍、24時間の図書の受け取りサービスなどでした。
読書手帳機は、子どもたちを中心に誰でもが、入手でき読書に対して励みになるそうです。
電子書籍は、約3,500タイトルが貸し出しされているそうです。蔵書数からみてもこれから普及していく可能性を秘めていると感じました。アメリカでは、電子書籍が80%を超える図書館で導入されている様です。
24時間の図書貸し出し機は、まだ利用者が少ないとのお話がありました。
従来の東根市の図書館は、さくらんぼ東根駅の中にあり、一日当たり利用者が300人だったところ複合施設の中に入ることにより、現在の利用者数1,200人に増加しているそうです。(写真は、読書通帳機)