8月10日東洋経済オンラインが配信した「国立高専機構トップが語る
『大学との連携』の意義」の記事に目が留まりました。
日本の18歳人口は減少し続けており、私立大の半数以上が定員割れで、
赤字も4割に達するそうです。
大学の存亡をかけて「勝ち組」を目指す一つの方策として、
高専と大学の連携が増えているとのこと。
実は先月参加した大学関東支部同窓会で、
「神戸市外国語大学は昨年神戸市立工業高等専門学校と連携し、
授業も理系を増やすなど『文理横断』の取組を行っている」と伺い、
ビックリしておりましたが、うちの大学だけのことではなかったのですね。
20年前の国公立大学の法人化に始まり、つい最近も私学の塾長の
「東大の授業料を値上げしろ」発言が話題になるなど、
少子化の波は国公立と雖も容赦なく降りかかってきていることを実感します。
私学も定員割れで大変ですが、生徒の数が減っている限りどうしようもないのですから、
「選ばれる大学」になるしかありませんね。