市民の暮らしを守るご報告
令和2年10月3日(土) 晴れくもり
季節は秋。過ごしやすい気候になり、ホッとします。
本日は暮らしの中から何点かご報告です。
先ずは調布市の洪水ハザードマップが新しく更新されました。
これまでに議会一般質問でも具体案を示しながら
避難や対策、そしてマップの更新と全戸配布を求めてきました。
10月5日号の市報とともに各戸配布していただきます。
「デジタル化」が一つのキーワードにもなる昨今ですが
災害時のマップはこのような
持ち運びができ、電源もいらず、広げて確認できる
紙ベースのものが大事であることをこれまでにも訴えてきました。
避難の警戒レベルが5段階あります。
勧告や指示など、言葉に対する受け取りかたが難しく感じることも
あるかと思いますが、
5段階の3になれば「警報」のレベル。避難を開始する。
5段階の4になれば「緊急避難」のレベル。ただちに避難となります。
もちろん、自らの居る場所の浸水想定区域を確認した上でです。
日ごろからの心構えや計画、準備が重要です。
あわせて、調布市としては初めて土砂災害ハザードマップが出来ました。
5種類それぞれ、地域ごとに分かれます。
①飛田給2・3丁目、下石原3丁目。
②野水1・2丁目。
③深大寺元町2・3・5丁目、南町1・2・4丁目、佐須町5丁目、柴崎2丁目。
④若葉町1・3丁目、東つつじヶ丘3丁目、入間町1丁目。
⑤若葉町3丁目、入間町1・2・3丁目、東つつじが丘3丁目。
正に、9月の一般質問でお訴えした内容と重なります。
対象地域の方々への各戸配布されます。
必ずご確認いただきたいと思います。
質問では支援も合わせて要望しております。
さて、昨日10月2日には「広域交通問題等対策特別委員会」が開かれました。
東京外環道の工事についてです。
この東京外環道の建設は混雑する都心部の深刻な交通問題をはじめ
円滑な物流、排ガスによる環境汚染の抑制、また利便など
いくつもの効果を見込んで進められているものです。
ただし、建設は安全が第一であることは言うまでもありません。
どんな工事現場でも「安全第一」と、
かけ声での確認やステッカー等があります。
現在、調布市内の地下40mの位置で
入間町2丁目方面から仙川・緑ヶ丘方面へと進んでいるところです。
地下シールドマシンの掘進は、東つつじが丘2丁目の入間川分水路入口手前まで
来ていますが、東つつじヶ丘2丁目地域で、
工事に起因するのではないかと思われる家屋への一部被害が発生していることに対し、
9月18日・午前、ただちに現場を確認し、以降、地域住民の方々の声を伺っていく中、
26日には、若葉小学校での「外環道オープンハウス」説明会にも出席し、
関係職員に対し、工事の進め方への注文や
地域住民からお伺いした声をもとに
住民へのきめ細かな対応を求め、話し合いました。
28日、月曜日には、国土交通省に対し、
安全第一で工事を進めることの確認と補償に対する考え方などを
要望書にして届けました。
10月1日には、国交省の管理職と事業者の管理職の2人に、
直接、要望をお訴えしました。
そして、10月2日、調布市議会での特別委員会を迎えました。
ここでも、市民の安全を守る立場の「市」として
工事機関に対し、市民への誠実かつ親切な対応を
要求していくことをお願いしました。
最後に別件ですが、
入間町2丁目の野川付近の対応として
電柱の上に鳥避けの施しをしていただきました。
(ここは、調布・狛江・世田谷、3市の境です)
歩道と車道にもものすごい糞の痕があります。
人が通るときにも上から降ってくる被害が頻発していました。
上を見上げると
おやっ、川鵜(かわう)か。。。
共生共存は大切なことと思っていますが
すみませんが、ちょっと他所へ行っていただきました。
野川の浚渫(しゅんせつ)も進んできています。