Archive for 2019年 5月
劇団真怪魚の迫真の演技を鑑賞
令和元年5月5日(日) こどもの日
平成31年4月30日と
令和元年5月1日は
テレビ中継での天皇陛下のお姿やお言葉を
謹んで視させていただきました。
心新たに自分自身も一歩成長して
人々のため、平和のために、努力していきたいと感じました。
さて、選挙後はご挨拶まわりをさせていただく中、
今日5月5日(こどもの日)は
つつじヶ丘児童館ホールでの
劇団真怪魚の舞台を観に行きました。
演劇という舞台を通じて社会に訴える(啓発する)迫真の演技。
詐欺被害を無くしていきたい!
人間の心を蝕む悪い行為を無くしていきたい!
との思いをひしひしと感じる大作。
素晴らしい内容と演技でした。
中でも、抜群の演技力(訴える力)には涙が出てきました。
すごく感動させられました。
詐欺被害をなくしていきたいとの思いは
私もまったく同じです。
議会でも、詐欺被害防止に向けての訴えは
私平野が一番多く質問や提案をしてきていると思います。
数年前の、まだ議員として新人のころ、
一人で東京都庁に出向き、詐欺被害防止のための予算を求め
直談判したことを思い出します。
調布市は「映画のまち」
映画製作のための関連会社も多数存在します。
東京都に対し、予算を求め、
「調布でいい映画を作ったら、それをDVDにして都内で観れるようにしたい」
と提案し、100万円の予算を調布市にいただけないかと
要望しました。
今考えると、浅はかな行動であったかな?と省みますが、
(今なら、その術をある程度は分かりますので)
当時は何も分からず必死でした。
東京都からのお返事は「無理」とのことでしたが、
後日、その思いを調布の本会議場での質問に立ち訴えました。
何か月か経過したとき、
「平野議員、調布市でDVDをつくりましたよ」
議員の思いは分かりましたからと、嬉しい報告がありました。
調布市の職員が経費を節約するために
苦労を重ねてくださり出来上がったこのDVDは
製作費、なんと約10万円。
後日、東京都にもこのDVDを報告されたとのことでした。
東京都は
「調布市さん、いいのを作りましたね!」
「ぜひ、都内各地で使わせていただきたい」
とのことでした。
一旦は被害が減少しましたが、
次々と手口を変えて詐欺被害は現在でも多発しているのが現状です。
本日の劇団も
演技終了後の挨拶のときに、
「子どもを思う親の心に付け入り、金をだまし取る」
「騙された親は、周りからも非難され、さらに追い打ちをかけられる」
「こんな悲しく非道な現実を目の前にして訴えずにはおられない!」
との座長さんの叫びを聞きました。
本日、観た
「新・銀河鉄道に乗ったサギ」は
宮沢賢治の著作にヒントを得た
素晴らしい大作の演劇でした。
そして、劇団(座長)の謙虚な最後の言葉が忘れられません。
「この、ゴールデンウィークでは、
他にも行きたいところや用事がおありだったところを
私どものような演劇を観に
わざわざ、お運びくださったことに深く感謝いたします。
本当にありがとうございました」 と。
令和元年の子どもの日、
私は素晴らしい人間社会の「ぬくもり」や「希望」を
感じさせていただきました。