Archive for 2018年 9月
9月議会終わる
平成30年9月26日(水) 雨
昨日、25日に第3回定例会が閉会いたしました。
主に、昨年度(平成29年度)の決算を審査する議会です。
調布市の一般会計の歳入歳出決算額は926億8000万円余であり、
前年度と比較して15億7000万円余の増となっています。
最終日は決算認定について
「認定」と「不認定」に分かれ、各党(会派)での討論となりました。
公明党からは私(平野)が代表して討論を行いました。
討論内容と(私個人の所感)は後日掲載いたします。
(ラグビーWのポロシャツは本会議での出席者全員で着用)
私は白を選びました。
さて、この議会中にも、多くの市民の方からご要望など
問い合わせをいただきました。
それぞれ、皆さんご事情をかかえられ、
「議会が終わってから・・・」
などと、後回しにできるような内容ではありませんので
寸暇を惜しんで、あちらこちら動き回りました。
写真は、東京都の「北多摩南部建設事務所」前です。
調布市内を走る道路でも、市道であれば、市役所内で話し合いが出来ますが
都道の場合はそうはいきません。
また、交通事情などは、警察対応となります。
また、別の日には、調布警察よりお電話をいただき、
道路事情の案件での説明をうけてきました。(以下)
ここは、都道114号線(松原線)です。
若葉町と入間町との境。
ここを右折するとNTT研修センタに向かいます。
ここの信号機のパターンについては
大変に難しい案件になっており、
今月には、調布警察署、そして東京都の本部からも
警察が現場調査に来ていただき、
今後の対応の可能性について説明を受けました。
正式な対応策については、もう少し時間がかかりそうです。
この信号機は約40メールの近距離に2つの信号機があることと、
写真に見える方向への右折車両のための渋滞、
そして、
NTT坂から下ってきた車両の左折の問題と、
これまでにも、何度となく調布警察へもお願いしている場所です。
調布警察交通対策課も
丁寧に対応してくださいますが、
道路事情の案件は何かと時間がかかります。
ちなみに、
下の写真は国道20号線(甲州街道)のせんがわ劇場方面へ曲がるところ。
こちらは、すでに整備済みの信号機設置ですが、
ここに右折車両専用の信号機設置を
粘り強く、訴え続けてきたのも私(平野)です。
複数回、警察官に現場まで来ていただき、
立ち会いの中で、私から説明を行ってきました。
また、キューピー研究所の近くの
押しボタン式信号機の設置については、
当時の国土交通大臣にも課題をお伝えし、何年もかかって実現できたものです。
近隣住民の方々も署名運動をしてくださっていたようでした。
なにしろ、国道ですから、
それはそれは難しい案件になります。
芸術の秋
平成30年9月20日(木) 小雨
久方ぶりのブログ更新となってしまいました。
夏はお祭り行事も多く、また、バンド出演も重なり、
スケジュール的にもギリギリのところで乗り越えました。
さて、9月3日から始まった議会(決算審査)も終盤にさしかかってきました。
5日の一般質問では
「文化芸術支援」や「居宅介護支援事業」について行いました。
子育てを終えられた方(子育て中の方も)、
また、最近ではお仕事で現役から退かれた団塊の世代の方々なども、
男女ともコーラスやダンスなど、
文化芸術に親しまれる方々が多くなってきました。
そこでは新たな「友」と出会えることもあります。
大切なことですね。
(写真は一例)※マザーコーラス交歓会
そのような中、日頃の成果を発表する場はとても重要な日になります。
また、大きなモチベーションになります。
市内にはダンスやバンド、ミュージカルなど舞台・ホールを必要とする様々な団体があります。
ここ数年、かなり増加しております。
発表の場の確保は、それはそれは大変厳しい現実があり、
各団体が、どれほどの苦労を重ね発表の場を確保されているのかを市に訴えました。
予算の確保も、医療・介護・子育てなど、
「まったなし」の事業から見ると、どうしても後回しになりがちです。
それは理解するところです。
ただ、文化芸術は平和の心を養う、人間にとって大事なことです。
長年、市に訴えてきた「文化芸術振興条例」の制定も
「豊かな芸術文化・スポーツ活動を育むまちづくり宣言」として
柱が出来上がりました。
この宣言(柱)をもとに質問を行いました。
そして、障がいのある子どもたちへの文化芸術支援として
特別支援学級での音楽の授業に「フィギャーノート」の活用も提案いたしました。
(写真は私自身が勉強会にいったときのもの)
続いて介護。わが国は居宅介護が中心になってきます。
その居宅介護支援として欠かせない
「ケアマネジャー」への支援を求めました。
支援の前に、現場で苦労されているケアマネさんの労を知り、
まずは、居宅介護支援事業の実態調査を行うべきだと訴えました。
本年4月から、市が指定居宅介護支援事業所の指定権限をもつようになりました。
国は、各事業所で主任ケアマネの資格をもつ人がいないと
居宅介護支援事業所として認めてもらえなくなります。
また、お一人だけでケアマネ事業を行っている方は
自らが主任ケアマネの資格を得ないと
2021年度からは認めてもらえなくなるとのこと。
その主任ケアマネ資格取得へのスケジュールも
日々の仕事をしながらとなると、それは大変なことになります。
今後、ケアマネさんがぐんと減少していくと
要介護者は何を(誰を)頼りに生活プランを立てればよいのだろう。。。。?
国は、「居宅介護へ」との流れをつくりながら、何かちぐはぐな打ち出しをしているように
思えてならなく、この課題を質問にしました。
市が権限を持つようになっただけに、現在の貴重なケアマネさんが
引き続き活躍できるよう、支援(バックアップ)を訴えました。
その他、
この夏は全国各地で豪雨(台風)による大きな被害が出ました。
もちろん調布市でも備えが必要です。
私は平成25年から28年までの4年間、建設委員会に属していたとき、
毎年のように予算・決算の下水道特別会計審査の折に、
入間川に係る整備を訴えてまいりました。
(入間川は野川に合流し、その野川は多摩川に合流します)
下水管のバイパス整備(滝坂下交差点付近)や、ボックスカルバートと称される
国道20号線下の部分の整備が、本年5月に完了しております。
更に遡ること、平成24年度には都議会公明党と連携し強力に推進してきた
入間川分水路が完成しております。
東つつじヶ丘2丁目にある「ぶんぶん公園」
この公園の地下から分水路が始まっております。
上下の写真は、現「ぶんぶん公園」の同じ場所です。
このような大きな水路が地中を走り、品川通りの地下をとおり、
神代団地内の道路地下をとおり、
調和小学校の南側で野川に注がれます。
この整備は、雨量 50ミリ/h 対応です。
現在は、更なる雨量対応の方策を要求しているところです。