平成27年第1回ふじみ衛生組合議会
平成27年2月18日(水)冷たい雨
天気予報では「雪」となっていましたが、調布市では冷たい「雨」となりました。
今日は「ふじみ衛生組合」の議会が開かれました。
平成26年度の補正予算(ごみ処理事業費として)1億2272万7000円 と、
平成27年度の予算 17億2422万9000円 を審議いたしました。 ※満場一致で認定
予算の、その多くは 三鷹市・調布市からの分賦金(ぶんぷきん)です。
(三鷹市分賦金・4億 408万2000円)
(調布市分賦金・4億1001万9000円)
また、リサイクルとしてお金になるアルミ・鉄・ペットボトルを売払う収入として
1億 167万円の計上。
そして、可燃ごみを燃やすエネルギーを利用した売電収入3億8880万円を見込んでいます。
この売電収入は、一旦、ふじみ衛生組合を経由しますが、
業務委託しているエコサービスふじみ(JFEエンジニアリング)の収入となります。
なぜかと申しますと、本来は20年間の委託契約金で約120億円ほどかかるところを
ふじみ衛生組合は約50億円程度で契約しています。
これは、委託業者が売電収入も込みにした契約になっているからです。
売電についても契約の基本額(年間)を超える売電金があると超過分を7:3の割合で
ふじみ衛生組合の収入として入ってきます。(ふじみ衛生は“3”)
(煙突の先から出ている煙は水蒸気です。気温が5℃以下くらいになると、
このように、煙が出ているように見えます)
さて、平成27年度は、クリーンプラザふじみの本格稼働3年目となります。
このクリーンプラザふじみの建設工事期間中、調布市は可燃ごみの広域処理委託で
莫大な経費がかかっていましたが、
クリーンプラザふじみが稼働しはじめたことにより、
年間で15億円とも16億円ともいうほどの広域委託処理費用が無くなりました。
各家庭はごみを出したときに「よしっ、ごみ出し完了!」と、一旦決着がつきますので、
そこから先のことは、さほど興味を持たない人が多いかもしれません。
ただ、ごみ行政は、そこからが本格的なスタートとなります。
各自治体にとって、ごみ処理の問題は 極めて重要な施策・事業の一つです。
最後に
ご存じですか?
いじめや虐待のないまち宣言による75の事業のうちの一つ。
ごみ収集車に貼られた子どもたちの絵。
私は今から15年前(32歳のとき)に、この調布から“いじめ”をなくしてやる! と、決意し
運動を起こしました。
調布市は2007年5月5日に
「いじめや虐待のないまち宣言」を発表しました。(私が39歳のとき)
そのときの宣言をもとに、現在、調布市では75の事業が展開されています。