詐欺被害防止活動
平成26年5月15日(木)・16日(金)
「詐欺被害防止」へ向けて、ご高齢の方々との懇談の場を持たせていただきました。
二日間で約60名の方々との語らいをさせていただきました。
想像以上に詐欺電話が皆さんのご自宅にかかってきておりました。
“次は私の家にかかってくる番”との心構えが必要です。
相手は何回も電話をかけてきます。
「オレオレ」あるいは「オレだけど」「僕だけど」など、名を名乗らなければ
怪しいと感じますが、名前まで調べて電話をかけてくる場合もあります。
また、「あっ、お母さん?」といってかけてくる場合もあります。
うっかり、そのまま話し始めてしまっても、“お金”の話になったときに、
「来た!詐欺だ!」と、とっさに冷静になれるか、どうかにかかっています。
懇談の会場では、すっかり有名になった「オレオレ詐欺」防犯対策DVD
「母と息子と言葉の物語」も観ました。
このDVDですが、
60歳を超える年齢の方々にとって、大変共感できるものになっており、そして、よく笑いながら、
楽しく学習・確認できる教材になっていることが改めて分かりました。
今年に入り、4月末現在、調布警察署管内の詐欺被害は11件、被害額は約3000万円。
昨年1年間の被害件数が81件、被害額は3億1765万円だったことを考えれば、
今年は、今のところ少し被害は減ってきているのかな?と感じます。
(補足ですが、昨年以前の詐欺被害でも、今年に入ってから申告されたものについては
今年の被害件数に入ります)
もっともっと、たくさんの方々にお会いしながら詐欺被害防止に向けた語らいをしたいと
思っています。
また、今回は詐欺だけでなく、生活上の(暮らしの上での)様々な疑問や質問もいただきました。
医療・介護・年金の問題、そして平和の問題など、
どれも、内容的には複雑で難しいだけに、何とか分かりやすいようにと
心掛けてお話させていただきました。
お帰りの際、多くの方々が「今日は来て良かったわ」と言ってくださったことが
嬉しかったです。