東京河川改修促進
8月2日(木)
日本青年館で東京河川改修促進大会が開催されました。
九州地方を襲った豪雨。尊い命を亡くされた方。家屋など財産を失われた方。
近年、異常気象とも思われる事態が続いている。
今や河川改修は喫緊の課題である。
被害に遭われた多くの方々へのお悔やみ、お見舞いを申し上げます。
大会では都議会副議長の「ともとし」議員(公明党)も調布市の入間川の整備に言及されました。
大切な命や財産を守るため、河川改修予算の確保に向け力強い演説をされました。
現在、入間川は分水路工事が行われております。(今年度内に完成予定)
水流の3分の1を分水路で野川へ流し出します。
ただ、これも雨量50ミリ(1時間あたり)に対応する工事であります。
(写真は東つつじヶ丘2丁目の工事現場)
今後は東京都としても、雨量50ミリから70ミリへの対応に向け整備拡大の方針を立てられています。
また、分水路工事とは別ですが、現在、調布市を含む下水道の「野川処理区」では、豪雨への対処として、
国領8丁目近くに(狛江市内)2万トンの汚水を含む雨水の貯留施設が整備されていっております。
正確には、これまで大雨の際に野川へ放流されていた汚水まじりの雨水を
極力、汚水の少ない雨水にして、かつ、野川への放流回数も減らしていくという目的です。
また、大雨や豪雨の際には汚水混じりの雨水を貯留施設に一時的にストックさせるため、
間接的には入間川の氾濫抑制への効果が期待できるというものです。
ともあれ、予算の確保がなければ整備が進みません。
グラフのとおり、平成3年をピークに予算は減っております。
この大会は、河川改修促進へ向け、団結し、気合を入れる会合であるように感じます。
公明党の山口なつお代表や高木美智代衆議院議員、竹谷とし子参議院議員など、
国会議員からも応援の声が届いておりました。