総合防災訓練
今日は朝8時半にまっさらの作業着を着て調布第三中学校に行きました。
毎年行われる総合防災訓練。今年は第三中学校の校庭を中心に行われました。
自衛隊、消防署をはじめ消防団、行政機関の方々、地域の防災機関・協力者の皆さま、
休日に貴重なお時間を費やしての準備、実践、ありがとうございます。
今までは職員として会場の準備をしたり、あるいは実演をするのが自分の役割でした。
今年は議員としてテントから全体を勉強させていただきました。
会場に入ると一番最初に目に入ってきたのが自衛隊の車。
炊き出し班として任務に当たられていました。すでに湯気が出ています。
その横のテントでも地域の方々が早朝より炊き出し班として
準備に当たってくださっていました。
午前9時より防災訓練が始まり、様々な実演、体験が行われました。
ジャッキを使用しての救出体験
トリアージの色別搬送や応急手当てのシーン
家屋に取り残された人の救出
倒木処理
これは煙(けむり)体験ハウス。中は真っ白な無害の煙で充満しています。
壁で仕切られている中を歩いて進みます。視界は50cm程度でした。
こちらは下水道課が実演してくれた「配管の破裂補修」と「組み立て式簡易トイレ」の披露
消防レスキュー隊の人が屋上からの救出を演じてくれました
この後、屋上からロープで壁を下りる実演あり
一瞬のうちに地上まで下りられました。見事でした。
こちらは地震の体験車。やはり長い列ができていました。
参加された皆さんも今年の防災訓練は例年とは違う気持ちだったと思います。
私も東日本大震災でお亡くなりになられた方々の追善を一日たりとも忘れたことはありません。
今後30年間のうちに70%の確率で来ると推測される首都直下型大地震。
地震だけはいつ来るかわからない。明日かもしれない。
そう考えるといやでも緊張せざるを得ない。備えや訓練、シュミレーションは大事です。
ともあれ、冬が訪れはじめている東北地方の一刻も早い復興に国をあげて全力を注ぐべき。
まだ 「7万1578人」 もの人が避難生活を強いられている状態。
そのためにも、3次補正予算を一刻も早く成立させるべきだ。
この3次補正予算が執行されてやっと東北は「応急措置」から「本格復興」への段階に入る。