バックナンバー: 2015年 7月

DSC_1218~2_2.jpg

いよいよ本日から参院本会議をスタートに,平和安全法制の国会審議が再び始まりました。
なぜ,今この平和安全法制の審議が必要なのか!
積極的平和外交を行っている公明党が,憲法九条を守って最大限できる自衛の措置を審議していること,争い事を起こさせない!抑止力を審議していることをお話させて頂いています。

—– Original Message —–
矢倉かつおです。

メルマガ「Vol.71安全保障に政治はいかに向き合うか その1」をお送りいたします。

今回も長文となりますので、以下に要旨をまとめました。
お時間あるときに是非全文をお読みいただければ幸いです。

メルマガ「Vol.71安全保障に政治はいかに向き合うか その1」全文
http://www.yakura-katsuo.jp/?p=1668

(以下、要旨)
*********************

昨年の7月1日になされた安全保障に関する閣議決定より1年が経過し、先日7月16日、衆議院において安全保障法制が可決されました。

衆議院における総審議時間は116時間に及びます。その大半である約92時間が、野党に割り当てられたました。しかし、一部野党は、委員一人あたり7時間以上もの質疑時間が確保されながら、法案の具体的内容に踏み込まず、国民の聞きたいことも聞かず、ひたすら「戦争法案」であるとのイメージを膨らませることだけに注力した質問を繰り返しました。強く猛省を促したいと思います。
強行採決との批判が、報道機関の一部からも当初あったようですが、採決方針であることは理事会で決せられたものであり、本会議にも野党は参加し討論もしています。審議の途中で突然に、採決動議を提出したものではなく、強行採決には全くあたりません。

*********************

今回の安全保障法制は「紛争予防法制」であり、キーワードは「抑止力」です。

「抑止力」と言う言葉の響きからは、相手を屈服させ従わせる印象があるかもしれません。しかし、実は各ご家庭でも、この「抑止力」は機能しています。その典型が防犯設備です。

頑丈な「鍵」や「警報システム」等、「備え」をしっかりしている家に泥棒は入りにくいです。大事なことは、泥棒に「あそこは鍵も頑丈だし、うかつに侵入すると「警報」が鳴るぞ」と思わせ、あきらめさせることが出来るのです。このように、備えをすることで犯罪をはじめとした行為を起こさせる気持ちを「抑止」させる力、これが「抑止力」です。

残念ながら、日本の安全保障環境は変化しています。
日本は自らの責任で戸締まりを厳戒に、警報システムなども備える必要が増しています。

*********************

では、日本にとっての「備え」となる「鍵」や「警備システム」は何か、それが日米同盟の強化です。安全保障法制は、日米の切れ目無い協力体制を「法律」の形で整備し、強化することで「備え」とします。

そして安全保障法制の最大の目的は、日米同盟の強化により、「日米でしっかり対処しています。」ということを内外に示すことが可能となること、その結果、泥棒が犯罪をあきらめると同じように、近隣の国は日本の危険を侵害するような行為にでることを諦めさせることです。つまり、この法案の精神は、どこまでも、戦争をさせないことなのです。

日本が無限定に他国の戦争に介入する戦争法案などでは断じてありません。また、世間で言われているような徴兵制の復活など、この法案を契機になされることなど断じてありません。法案のどこの部分が徴兵制の復活につながるのか、指摘もせずに、ただイメージを膨らませる手法はひどいと感じます。

*********************

公明党はどこまでも戦争のない世界、社会を目指します。

国民を守るという、政治が当然に追うべき責務を果たすために与党としてこの法案を積極的に進めますが、究極のゴールは、このような法案も必要ない戦争の無い社会です。世界の現実からは、まだまだ遠い理想かもしれませんが、この目的を果たすことこそ、公明党の使命です。私はそのために政治家として命をかけて取り組む決意です。

いよいよ参議院での審議が始まります。私も質問にたつ可能性が高いです。分かり易く、皆様に安心していただける審議・議論を行ってまいります!引き続き、よろしくお願いいたします。

矢倉かつお公式ホームページ
http://www.yakura-katsuo.jp/

矢倉かつおFacebook
https://www.facebook.com/yakura.katsuo

矢倉かつおTwitter
https://twitter.com/Yakura_Katsuo

※このメールは、矢倉かつおメールマガジンにご登録いただい方、もしくは名刺交換させていただいた方にお送りしています。
万一、お心当たりのない方、また配信停止を希望される方は、お手数ですが、以下のURLより登録解除の手続きをお願いします。
登録解除申請URL
http://m-yakura-katsuo.jp/mail/web2/delete.php?p=5BcfP9JPbt8%2BaZgbYHlN9TQ

—– Original Message —–
平和安全法制(2)『ずれたままの憲法論議』

こんにちは。平木だいさくです。

今、私の手元には、7月11日(土)付けの朝日新聞朝刊の記事があります。

タイトルは『安保法制アンケート「違憲」104人「合憲」2人』。

記事を読むと、回答があった憲法学者122人のうち、85%にあたる104人が平和安全法制を「違憲」と表明しています。

この調査は、朝日新聞が独自に憲法学者209人を対象に実施したものなのですが、対象者の選定に特徴があります。

それは、憲法を学ぶ際に必ず傍において参照する『憲法判例百選』で解説を書いた学者のみを調査対象とした点です。

つまり、権威ある判例集を執筆した、まさに“日本を代表する”憲法学者の大多数が、法案に“ノー”を突きつけていることがわかります。

これは確かに気になりますよね。

そこで今日は、平和安全法制に関する憲法論議について、解説したいと思います。

早速、どのような指摘がなされているのかを、具体的に見てみましょう。

これまでに憲法学者の皆様から寄せられた意見は、おおよそ次のようなものです。

「集団的自衛権の行使が許されるとした点は憲法違反だ」

「違憲だ。集団的自衛権は、仲間の国を助けるために海外へ戦争に行くことだ」

「他国防衛のための、海外派兵を本質とする集団的自衛権行使はできない」

これらの意見について、皆さんはどう思われますか?

いずれも、本法案について述べているようでいて、実は集団的自衛権そのものの合憲性を議論してしまっていることにお気づきでしょうか。

フルサイズの集団的自衛権行使の議論として考えれば、現行憲法下で許されないとは、これまで公明党が主張してきたことそのものであり、私も何の違和感もありません。

但し、本法案について議論するのであれば、フルサイズの集団的自衛権を論じても、全く意味がありません。

この法案で提起するのは、他国に対する武力攻撃を起点としながらも、その目的は自国防衛に限定した自衛権行使のあり方であり、まさに個別と集団が交わる領域の日本の安全保障です。

その意味で、個別的自衛権と集団的自衛権のどちらかに分別して合憲・違憲を論じる、二元論に固執してきた憲法学会の議論は、実際に両者を切り分けるのが困難になってきた昨今の安全保障環境の変化に、全く対応できていないと言わざるをえません。

そして、安全保障をめぐる憲法論議がずれてしまっているのは、この点に止まらないというのが、今日のポイントです。

冒頭に紹介した朝日新聞のアンケート調査に戻りたいと思います。

前述の紙面とは別に、この調査について紹介した朝日新聞『電子版』の記事が私の手元にあります。

同じタイトル、同じ内容だと思って読み進めていくと、最後に3行だけ『電子版』にしかない記述が見つかります。

実は朝日新聞は、平和安全法制の他に、自衛隊そのものの合憲性についても調査を行っており、その結果が記されています。

記事によれば、なんと前述の学者のうち自衛隊を「憲法違反」とした人が50人、「憲法違反の可能性がある」と回答した人が27人もいます。

つまり、日本を代表する憲法学者の実に63%が、自衛隊の存在自体について憲法違反の疑いありとしているのです。

自衛隊そのものを「違憲」と断ずる方たちに、その役割を拡充する法案の賛否を問えば、当然“ノー”という答えが返ってくることは自明の理です。

私たち政治家には、既に発足から60年以上が経過し、国内外から高い評価を得ている自衛隊を、ただ「憲法違反」と批判したまま放置しておく無責任は許されません。

これから参議院で始まる審議においても、こうした点をしっかりと踏まえながら、精緻でわかりやすい憲法論議を展開したいと思います。

それにしても、多くの方の目にふれる新聞紙面において、『電子版』にあった3行の記述は、なぜ削られてしまったのでしょうか。

法案の更なる理解促進のためにも、メディアには、是非とも公正中立な報道をお願いしたいと思います。

==============
◇ホームページ
http://hiraki.komeinet.com/
◇Facebook
https://www.facebook.com/Hiraki.Daisaku
◇Twitter
https://twitter.com/hiraki_daisaku

▼登録内容の編集・解除は下記より行ってください。
https://m.blayn.jp/bm/p/f/tf.php?id=daisaku_hiraki

発行:『平木だいさくメルマガ』事務局