Archive for 2012年 1月
皆さん、新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
我々地方議員には年末年始はありません。
年末は党員、支持者の方への挨拶回り。
新年は地元の会合に出席し、お出迎えやお見送り。
そして昨日3日はお昼にヨーカドー前にて茅ヶ崎市公明党議員団5人で
街頭演説。
16時から横浜にて「旭日会」(県内、公明議員達の総称)の会合。
今日4日からは企業や商店など年始の挨拶回り。
昨日の私の街頭演説の骨子は以下の通り。
新年の挨拶、日頃公明党への支援や理解を頂いていることへの感謝のあと、
昨年、我が国は国難とも言うべき未曽有の大災害を経験いたしました。
ならば、今年は本格的な復興へのスタートとも言うべき「復興元年」に
しなくてはなりません。
昨年、公明党は「復興基本法」の公明プランを作った時から、
「人間の復興」を強く主張してまいりました。
被災者一人一人の「心の復興」、そして「生活の復興」なくして真の復興は
あり得ないと思うからであります。
震災後、政府に対する具体的な提案や提言は、
延べ722項目にも上りました。
何かと対応の遅さ、また稚拙さが指摘される民主党政権に対し、
公明党が与野党の合意形成をリードし、数々の議員立法を成立させて
まいりました。
そのひとつに、がれき処理を迅速に進める為、各自治体に最大99%
までを、国が補助する法律を議員立法で成立させた事が上げられます。
通常、廃棄物の処理は各自治体がその予算の中でやるものですが、
今回はそんなことではとても処理しきれません。
復興の最大の妨げはがれきの処理に遠大な時間がかかってしまうという事です。
宮城・岩手両県で出たがれきは、神奈川県が排出する一般廃棄物の
何と18年分に相当すると言われています。
公明党は被災地から、もっとも要望が強く、数も多かったがれき処理の
支援をいち早く議員立法で迅速に成立させ法制化させました。
これも、地方議員を最も多く抱える、ネットワーク政党の公明党だからこそ
出来たものと自負するところです。
しかし、復興元年にしなければならない本年。
今の民主党政権で本当に大丈夫なのでしょうか?
そう危惧する理由の一つに、野田政権が掲げる「消費税増税」があります。
民主党は増税前に徹底して無駄を削ると主張していましたが、
国家公務員の給与削減や、特別会計の切り込みもできていないのに、
消費税を上げてほしいというのはおかしいのではないか?
不安をあおるだけでは国民の理解は得られません。
まず、政府与党が社会保障の全体像を示すべきだと考えます。
大震災後、公明党は政局より復旧・復興を優先し、補正予算や関連法案の
成立に尽力してまいりました。
先の臨時国会で成立した関連法案14本のうち9本は、公明党が
民主・自民両党の間に入って法案修正したものです。
合意形成で政治を動かす。
ここに公明党の真骨頂があります。
それとは対照的に、民主党は国会運営が拙く、執行部もバラバラ。
その結果、公務員給与削減法案、郵政改革法案は先送り。
マニフェストはほとんど実現していないのが現状ではありませんか。
政治主導も失敗し、政治と金の問題にも後ろ向きで、結局、
小沢一郎元代表らの国会責任は一切果たされていません。
国民との約束を破り続ける民主党政権に対し、公明党は今年も
国民の目線に立って、徹底的に糺してまいります。
本年もどうかよろしくお願いいたします。
以上、このような内容で街頭演説を行いました。