今からおよそ300年ほど前の1702年12月14日。

吉良邸に47人の赤穂浪士が討ち入りに。

毎年この時期になると必ずっていうほど特集やドラマが放

映される。

今年も映画「最後の忠臣蔵」がロードショー。まったく日本人

感性に響くんだろうね。

ただ、吉良上野介は地元ではなかなかの名君だったらしい。

映画やドラマの上野介は何とも憎々しげな演技で一層赤穂

浪士の忠君、武士の潔さを際立たせている。

そういう意味で昔、進藤栄太郎が演じた吉良上野介が天下一品かな。

今日は午前中から役所内で執務。

午後より、環境審議会に委員として出席。

主に、「柳島の保安林の解除」をして県の工事が発注された問題が焦点となる。

様々な意見や議論が出る中、私は地元住民と県の関係者が長年にわたって積み上げて来た議論をどうするのか?

ただ、あの地域の環境が大事だと言うのは簡単だが、実際にその地域の方にとっての安

全・安心の為の工事であるならば、保安林が全部無くなるわけではないし尊重すべきは地

元の方じゃないのか?

ちょっと不思議な気分になってしまった。

確かに市の方にも落ち度はあるが、環境破壊という名のもとに住民の安全が確保できな

ければ本末転倒ではないのか?

鬼頭会長もそのあたりは良く分かっていらっしゃる・・・。

だからこそ環境審議会を、ここまで引っ張って来られたリーダーとして、無力感と憤りを感

じるのは当然だと思う。

行政執行部のこれからの対処に期待するしかなさそうだ。

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