読売新聞の報道7月22日付朝刊によると、民主党は来年度の予算編成に関して「財政非常事態」を宣言した上で、国家公務員の人員削減などを実行するよう政府に求める模様。

既に日本国の財政はのっぴきならない状況に突入した。

今年度予算でも、税収は37兆円台に過ぎない。

最近の景気の改善傾向により、2~3兆円増える可能性はあるものの、多くて40兆円・・・。

そして10兆円にも上る税収外収入の多くは、いわゆる”埋蔵金”と呼ばれるもの。

これもあと1、2年で底をつくと言われている。

もし消費税を5%引き上げて10%にしたとしても焼け石に水かもしれない。

結局、12兆円ほどの税収増しか見込めず、埋蔵金の損失部分を穴埋めするにすぎない。

その一方で、新規国債は44兆円、さらに財投債が15兆円発行される。

下手をすれば補正予算としてさらに5兆円ほどの予算がかさ上げされる可能性もある。

合計65兆円もの借金を日本はわずか1年で背負い込む。

でも、それも使い方なんだよね。

一定の効果じゃなく、最大の効果を上げる使い方が出来るかどうか?

そこにかかってるんだ。

菅総理はどうする?(余り期待できないけど・・・)

一に雇用、二に雇用と言うけれど、経済が成長して始めて雇用が改善される。

事業仕訳で一躍スターになった蓮航議員・・・「世界で何で一番でなければならないの?二番でも良いんじゃないですか!」の、あの言葉には正直ガッカリです。

分かってない。

その発言をよしとしている民主党・・・大丈夫?

ホンダも松下も、ソニーもトヨタも皆、世界一を目指したからこそ技術大国日本があるんだよ。

大企業の巨額の内部留保を指摘する人がいる。

でも、為替が1円円高になるだけでどれだけの損失を被るのか分かってるのかな?

新技術の開拓にどれだけの資金が必要なのか分かってるのかな?

それを分かって言わないとね。

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