150年ほど前の今日7月2日。
英国の艦隊7隻が鹿児島湾で薩摩藩と交戦。
当時、先端技術の粋を凝らした英国海軍。
対して、まだ髷を結ってた当時の武士たち・・・。
しかし、戦争の結果は英国側の戦死傷者が60数名。
薩摩側は一桁。
物的損害を含めてほとんど五分と言ったところ。
この戦いによって、英国は幕府から薩摩藩に交渉相手を変え、薩摩藩も攘夷思想を捨てるきっかけになる。
まさに、歴史のパラドックス。
最近、株価が9100円台にまで下がった。
何となく嫌な相場になっている。
為替を見ても、今の日本にとっては悪材料にしかならない。
リーマン後、株価の下落はいくつかあったけど、今回は金融暴走の元締め、アメリカが原因になっているのが怖いな・・・。
二番底の前兆か?
政治はどのように機能するのか、また機能させていくのか?
何となくその辺の危機管理が各党とも薄いように感じる。
消費税10%・・・今はその論議出来ないよ。
その時期ではない。
下手したら沈んでしまうよ日本は。
それでなくとも債務残高がGDPの2倍、少子高齢化の進行、労働人口の減少と言ったマイナス要因は複合して襲いかかってきているんだから。
これらを止める手段・・・ありません。
世界恐慌という外敵によるリセット。
かつての薩英戦争で、双方ともが目覚めた事は重大な教訓です。