私の政治信条は「つながり」です。
人と人とのつながり、人と地域との
つながり、市民と行政とのつなが
り・・・。
既に到来した少子高齢社会。
人口減による経済活動の鈍化。
歳出に占める社会保障の割合は、これからも増加の一途をたどるば
かり。
国も地方も、財政がひっ迫する一方で、「安全・安心」というスローガン
の前には「最低限必要な・・・」と言う、但し書きが添えられるようにな
るでしょう。
そういう時代を生きるからこそ、私はそれぞれの「つながり」を一層強
くせねばならないと思うのです。
「同じ苦労や問題」を抱える人たち、また「同じ方向」を目指す人たちが
「つながる」事によって、どれだけ安心や希望を得られるか・・・。
平成21年11月21日、市役所の会議室で第1回「男性介護者の情報
交換会」が開催されました。(※同上写真)
これは私がその年の6月議会に於き、一般質問で提案したものです。
今や在宅介護の3人に1人は男性介護者だそうです。
私自身、82歳になる要介護3の母を在宅で介護し7年になります。
男性は育児も家事の経験もなく、また近隣や地域との関係も薄く、愚
痴を言えない傾向が強いので、どうしても内にこもりがちになります。
簡単に言えば男は孤独なのです・・・。
「男性介護者の情報交換会」に集った市内20数名の方々・・・。
皆さん、一番に感じた事は「介護で苦労しているのは俺一人で
は な いんだ。同じような仲間が多勢いるんだ。」という安心感だっ
たそうです。
この会合は今後も定期的に開催し、参加者同士の自主的なネットワー
ク作りが出来ればと考えています。
「安全・安心」は、単にお金をかければ良いと言うものではないのです。
むしろ、いかに「つながり」の仕組み作りを考えるかが重要ではない
でしょうか。
この「つながり」というものを、茅ヶ崎でいかに増やし育てていくか?
そして、それを形にしていく。
だって、「責任ある政治とは結果を出す事!」ですから。
これが今の自分に課せられた、大きな課題だと思っています。
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