カテゴリー(6.仙台3.11から千葉9.9へ防災)

昨晩の台風8号による稲毛区内の被害について、千葉市から速報値が床上浸水1件、道路冠水7件、車両被害1件と発表され、日中に現場確認。(後日追記:第2報では床下浸水4件、道路冠水8件、車両被害1件)

 
地域住民の皆様からの情報により、市からの説明では見えなかった数値同士の関連性が明確に。
道路冠水の状況は、何と言っても交通機関の事業者さんからの情報が非常に有益。
感謝です。
昨晩あふれた草野水路には、本日も市の担当者が現地で事後対応。
連日ご苦労様です。

 

これら自分で見て、聴いた情報をもとに、今後の対策について週明けから協議します。

2022年(令和4年)8月13日(土)20時すぎに、草野みずのみち(草野水路)が氾濫したとの連絡を住民の方から受けました。

添付の水位情報で分かるように、一瞬でしたが、あっという間に(赤線の)要避難レベルを超えました。

 
防災服に着替え、雨風が弱くなった20時20分くらいに現地を確認しましたが、水が路上にあふれただけでなく、駐車場に浸水した様子も。

 
現地では区長やくらし安心室長、所管の若手職員だけでなく、所管外の市の幹部にも遭遇し、現場状況を共有しましたので、今後の対策に活かして参ります。
(路上に流された駐車場備品の片づけをお手伝した際に、資料として写真を撮影させて頂きましたが、投稿の許可を頂いていなかったので、当該写真の投稿は控えさせて頂きます。)

 
車両の避難先等の御相談も受けましたが、事案が発生してからの、特に夜間の対応は大変困難で、日中の事前準備の重要性を改めて痛感しました。(土のうステーションには、かなり土のうの余裕がありました。)

 
市内では停電したエリアもありました。
河川や水路にに限らず、防災・減災のための対策に今後も努めてまいります。
(参考までに下記サイトをご紹介します)

草野水路の水位情報
土のうステーションの設置状況
千葉県内の停電発生状況

 

#草野みずのみち #草野水路 #土のう

こんな写真ですが、まじめな投稿です。
我が家は、災害備蓄品についてローリングストック方式を試みています。
要は少し余分に備蓄して、消費期限が迫ったら消費して、買い足す。
そうやって、災害備蓄品の管理を定期的に行っています。
普段はなかなかできないので、9.1や3.11の節目に行います。

 
で、今日は期限が迫っていたカップラーメンを食べた次第です。

今夏も集中豪雨が各地で。

 
写真は、いずれも8月23日。
下段は千葉市議会棟前で雨水があふれた様子で、
上段が同日の「草野水のみち」の推移情報です。
グラフから、かなり危険なレベルまで一瞬で達していたことが分かります。

 

 
実は、この水位計は8月に不具合があり、中旬に緊急のメンテナンスを入れてもらっています。
8月上旬の降雨時に雨量と水位が対応せず、不自然な推移を示しており、不思議に思っていたら、京成サンコーポの管理人さんから「少し前から、水位計の表示がおかしい」とご指摘を頂き、すぐに当局と協議しメンテナンスへ。現在は問題ないようです。

 

 
都市水路の水位計と言うと、話題的には地味な印象ですが、水位計のリンクを貼っている当方のHPのブログに対して、豪雨のたびに1000件以上のアクセスがあるので、周辺住民・関係者の方々の関心の高さが伺えます。

 
このような地域に関心を持って頂いている住民の方々のおかげで、まちは守られているのだと実感します。

10年前の3.11は仙台市の少年院で勤務していました。

前日の3月10日に、次の赴任地である千葉少年鑑別所に出向いて引継ぎを受け、翌3月11日の朝に千葉を出て、午後には仙台に戻り、現場で勤務していました。

 
当時のことをいろいろ思い、大変だったとか様々あり、これまでもブログに残してきましたが、
「あの時」「いるべき場所」「いたい場所」にいられて良かった、幸運だったというのが、偽りない心境です。

 

 
そして、災害そのものよりも、当時の自らが採った選択を、自分自身を責めている方がいることも知っています。
そのような方にかける言葉は、いまだに分かりませんが、そういう方がいること自体を忘れないようにしたいと思っています。

 

 
そして、仙台で生まれた娘に、「あの時」荒浜に押し寄せた津波の映像を、10年かかって今日、初めて見せました。
「見たい」と自分で言ったので。
成長を感じます。

 
う~ん、やはり、前から思っていますが、3.11は休日にしてもらいたいですね。

…振り返るのに、時間とエネルギーが必要です。

あっという間に11月ですが、今秋に地元自治会関係者の方から感謝の声を頂きました。
要望していた土のうステーションが設置されたとのことでした。

 
昨年の台風の折に、千葉市で大活躍した土のう。
昨年の12月の第4回定例会で質問し、昨年秋の台風・大雨で使用された土のうは約2万7千袋に達したとの答弁でしたので、それほどのニーズがあれば、今後は必要な地域に増設すべきと要望し、市も必要性を認め、増設を検討するとの答弁を得ていました。

 
浸水などの水害だけでなく、台風被害へのブルーシートの重しとして広く使われたようですが、アナログでベタな物ほど、用途が幅広く、応用が利きやすいですね。
今年度は、千葉市内各地で15か所16基が増設される予定です。
こちらこそ、貴重な声をありがとうございました。

 

 

※土のうステーション利用の注意事項と市内設置場所については、下記の市役所サイトでご確認ください。
千葉市:土のうステーション (city.chiba.jp)

#土のうステーション

令和元年房総半島台風(台風15号)、東日本台風(19号)、10月25日大雨により甚大な被害を受けたことから、今後の防災への取り組みを強化することを目的として、
「千葉市防災パネル展~令和元年の台風とこれから~」
と題し、9月1日からきぼーる1階でスタートし、稲毛区役所1階ロビーでも17日(木)まで行われました。今後、美浜区・花見川区・若葉区・緑区役所でも巡回展示されます。

詳しくは下記のサイトで。

https://www.city.chiba.jp/somu/bosai/saikyoupromotion.html
昨年の第4回定例会の一般質問で、「正常性バイアス」をとおし、千葉は災害が起きないという思い込みが危険であることから、昨年秋に受けた被害を風化させない取り組みを求めました。

本日は都市建設委員会を開催。
年間調査テーマを「災害等に対する危機管理について」と定め、昨年の台風、大雨等の災害に対する取り組みについて、建設局に関する所管事務調査を行いました。

 
千葉市の観測史上最大の瞬間風速(57.5m/s) を含む、昨年の台風・大雨による災害では、千葉市では3人の方が亡くなられ、崩れた道路のり面126か所、民地のがけ崩れ175か所、道路冠水298か所、住宅等浸水115軒、処理した倒木3,300本、最大94,600件の大規模長期停電…

 
新型コロナウイルスへの警戒もあり、あの災害が遠い日のことに感じるとの声もありますが、まだ昨年のことです。
各会派の委員の皆様と協力して、しっかり取り組んでまいります。

先週は、同じ稲毛区選出の小松崎文嘉市議(自民党)と、稲毛区の現場で雨水対策や通学路の安全対策について協議。
地元の自治会関係者や千葉市役所関係部局の方々にもご協力いただきました。感謝です。

 

 
すぐにできること・すべきこと、長期的視点で検討すべきこと、災害時に優先すべきこと…「地域住民のために」という目的を共有して、現地で率直に語り合うと、話がかなり早いです。
また自分と異なる視点や経験知から考えることは、本当に勉強になりました。
ありがとうございました。

 

 
本日16時34分に千葉市で大雨・洪水警報が発令されました。
油断できない気候状況です。
ハザードマップの確認をしましょう。
https://www.city.chiba.jp/somu/kikikanri/dosyasaigai-hazardmap.html

今週、千葉市議会第2回定例会が閉会しました。

令和2年度6月補正予算を審議しましたが、国会での第2次補正予算案の可決に伴う追加議案も土壇場に。

追加議案には、前回もお伝えした避難所の感染症対策も盛り込まれ、パーティション、防災用テント、そして写真の段ボールベッドが防災備蓄品として整備されることに。

 
公明党千葉市議会議員団で、今回千葉市に導入される段ボールベッドを視察・体感。
使ってみると、その頑丈さに驚きますね。上半身には簡易なパーティション機能も。
従前ではプッシュ型支援の対象でしたが、備蓄品になることから使用前の収納状態も重要になります。

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稲毛区 櫻井秀夫